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【青森県六戸 寒冷地古民家・苫米地家住宅】

古民家を見学するのは、その地域の暮らし方を知るチャンス。 先日も日本最古の古民家住居を見学しましたが、 温暖地域では古民家的な性能要件でもまだ「住む」ことは可能だと思われる。 冬をなんとか「耐えれば」暮らせるのかなぁと思 […]

【ニッポンのいちばん古い家・箱木千年家(4)〜変遷】

一軒の住宅でこんなにこだわって、4回も書き続けたことはないのですが、 しかしまだまだ「見どころ」はあって、興味は尽きません。 日本人が体験してきた「住む」ことの営為が、建築ディテールの各所から 物言わぬ声になってこだまし […]

【ニッポンのいちばん古い家、箱木千年家(3)離れ】

さてニッポンのいちばん古い家、神戸市近郊の箱木家住宅3回目です。 写真は「離れ」で江戸時代中期、いまから300年くらい前の建築。 われわれから見ればこちらも十分に「古民家」ですが、 母屋の1000年以上から見れば、こちら […]

【ニッポンのいちばん古い家、箱木千年家(2)母屋】

さて、ニッポンのいちばん古い家、箱木千年家の写真紹介です。 わたしの興味のままに100枚くらいの写真を撮ってきたので、 とても紹介はしきれません。ほんのごく一部の写真です。 まずは、概要をwikipediaなどWEBから […]

【ニッポンのいちばん古い家、箱木千年家(1)】

住宅の雑誌の仕事をしてきて、 だんだんと住宅への興味が深まっていくほどに、 いったい人間にとって住宅とはどういう意味があるのだろうかと より本質的な部分に、思いが至る。 住宅を考えるということは、人間の本然を考える部分が […]

白川郷・神田家にて囲炉裏になごむ

1週間の出張から帰還して、 あれこれの整理整頓作業に1日没頭してようやく落ち着きました(笑)。 出張中にはどうしても、整理は作業しにくい。 で、整理整頓が終わって、ようやくはじめて前向きな作業に移行できる。 今週末にも、 […]

200年前カナダアルバータ開拓期の住居

先日のカナダアルバータ州のセミナーでの一コマ。 どうもこういう「古民家」写真には強く惹かれてしまう(笑)。 かれら州政府の役人さんたちや、貿易関係者の思惑とは離れて 同時代性や、同質性をそこに見る思いが迫ってくるのですね […]

大工・職人をリスペクトする社会

日本は「百姓の国」。 歴史家の網野善彦さんが繰り返し言っていたように 「百姓」とは、読んで字面のまま、さまざまな「生業」を表す。 農本主義がさかんに喧伝されるようになって、 百姓が、農民とイコールという誤解・刷り込みが行 […]

宮城県南・古民家のデザイン感覚

先日の白河出張の帰り、けっこう好きな宮城県南部の田舎を走りました。 この地域は、東北北部地域とは違って 古くから律令国家体制が根付いている地域だと思います。 米作を中心とした経済発展が早くからあって、 そういう時代からの […]

明治初年、札幌近郊官営ホテル

明治の初め頃、政府はロシアの南下政策への対抗として 国防的な国策としての北海道開拓に必死に取り組んでいた。 この当時の国際情勢を考えれば、明治政府の北海道開拓にかける思いは まさに薄氷を踏むものだったのではないかと思われ […]