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【繰り返す災害と日本人の心性】

先般の台風19号の猛威については、諸外国とくに中国でも その情報が逐一SNSで活発にやり取りされ高い関心を持たれていたという。 旺盛な民間交流で日本に在住、または滞在している中国人も多い。 そういった意味では自然のことで […]

【写真とマンガ表現力の違い in屯田兵屋 】

写真とイラストでそっくりな構図を発見した(笑)。 北海道住宅の始原を探るシリーズですが、 当然歴史事実の発掘がたくさんありすぎて興味深さが加速する(笑)。 この屯田兵屋は、わが家のすぐ近くに総数208戸が1875年に竣工 […]

【浸水など災害からの住宅防衛と復旧】

もうすぐ11月ということで、さすがに台風の発生は ニュースとして聞かれなくなってきている。 しかし今年はながく記憶に残りそうな災害の年。 とくに千葉県の度重なる被害には深くお見舞い申しあげますとしか、 まことに言葉もあり […]

【明治3(1871)年建設の札幌官舎】

北海道開拓期からの住宅事跡探訪であります。 上のような写真が、記録として北海道大学に保存されている。 今から148年前の住宅外観写真です。 このような開拓初期の様子について多くの写真が残されているのは、 開拓使側の用とし […]

【漢文記述公文書から開拓期事実の読解】

「北海道ノ内九郡兵部省支配被仰付置候得共、諸事手々ニ相成候テハ 双方共開拓ノ手紛ト相成ニ付、兵部省支配被差免、開拓使へ被相属度事」 ・・・相当に根性を入れて読み進むか、あるいは読解アンチョコでもないと 読み下してその事実 […]

【「知はタダ」はどこまで拡大するのか】

わたしは図書館というものはごく最近までほとんど利用したことがなかった。 生きてきて、知に対してお金を使わないということを なんとなく「それでは知を身に付けることはできない」のでは、と 固く信じ込んでいたような気がする。 […]

【水害から人を守る家とは?】

水害は毎年のように繰り返される。 気候変動によって台風の脅威は確実に増大している。 この気候変動がどういう要因かは論議のあるところだけれど、 少なくとも戦後の経済成長期は気候安定期だったことがわかってきた。 そういう時代 […]

【建築の祖形からの叫び声】

2日間、仙台オフィスの環境メンテナンスの用があって往復した。 で、片づいたあと、知人の水害の様子を見舞ってきた。 まことに堤防決壊の爪痕はおそろしい。 仙台市北方の吉田川近辺なのですが、その帰り道、 無性に気になって写真 […]

【140年前、わが家近所での開拓屯田兵の暮らし】

住宅の取材というのは、必然的にその家での「暮らしぶり」に密着する。 どうしてこのような家になったのか、ということ。 言い換えれば、家というイレモノは暮らしのために存在すると思う。 いまで言えばまことに寒々とした140年ほ […]

【北海道開拓最初の住宅施策は大量生産志向】

北海道庁は少し前まで「試される大地」というキャッチフレーズを アピールしていました。 けっこう反響があったように記憶していますが、 北海道は開拓初期のはじめから確かに「試され続けてきた」のは事実。 写真上は開拓当時一般的 […]