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【2階建茅葺き 江戸〜大正の「宿店」/福島市民家園-4】

昨日のブログ記事へはいろいろな反応があって興味深かった。書いている本人も気付かされることが多かったのですが、いちばん大きかったのは「古民家」として現代に移築保存されているような建築は、一般的には建築当時から「立派な」建築 […]

【「温故知新」型建築の未来 兵庫福崎三木家住宅-1】

さて先日は住宅業界専門誌「建築知識ビルダーズ」さん主催のエコハウスコンテストの審査員を務めさせていただいていましたが、自分自身もながく住宅関係に関与する人生を送ってきて、そのキャリアもワンクールセット感を持っています。 […]

【地球的「天下大乱」&民家のやすらぎ、いのちの育み】

今週も出張から帰ってきてからいろいろな案件が多数進行し、エコハウス審査員のような臨時的な役務も発生していたので、やや腰などに疲労感。 そういうことで平安な気分に復帰したいと思っております。多忙とか、世間の騒がしさというの […]

【懐かしい家内制食品手工業 中山道・浦和の煎餅店-2】

当たり前のことですが、日本人は社会の中で必死に生きてきた。わたしたちが現在にまで生き延びてきたのは、先人たちが必死に生業を営んできたことのおかげ。この浦和の古民家には強く感じさせられる。 という感覚には時代背景、この煎餅 […]

【関東の古民家探訪「中山道の高野煎餅店」-1】

弊社ではこの夏8月にReplanの「関東の工務店と建てる(仮題)」を発刊します。地域工務店の家づくりをより身近に、深く、広く情報拡散するのがReplanの創刊以来のスタンス。そういうメッセージ性を首都圏で住宅を希望されて […]

【江戸期までの日本的心性を伝える家 大庄屋「片岡家」-5】

やや高台にある片岡家からは周囲の起伏に富んだ地形が見晴らせる。「家から見える範囲全部が領地だった」という言葉がそのままの実感でわかる。下の写真は明治維新時の「太政官」による土地支配のお墨付き。 日本人はとりわけ「土地」所 […]

【建築文化継承と現代技術の対話 大庄屋「片岡家」-4】

この奈良県宇陀の片岡家住宅のことを書いてみて参考になったのは「JAPAN WEB MAGAZINE」さんの記事。「片岡家住宅」として記事構成されている。その記事(公開日:2010/05/06)中に当時の当主の方が「住みご […]

【権力誇示目的の建築デザイン 大庄屋「片岡家」-3】

江戸幕府の時代、支配階級・武家大名という存在が社会の基本秩序を構成していた。この奈良県宇陀市近郊に残る片岡家住宅は大名支配の経済の中核的存在。庄屋としてコメ生産の全過程を管理して収穫物を大名家に納税する責任者。そのなかで […]

【武家ヤンキーの建築痕跡 大庄屋「片岡家」-2】

江戸期の大和国の地政学的な位置付けは、京都・大阪を監視するような機能。大阪の陣を経て徳川幕府の覇権は完全に確立し、潜在的な危険因子であった前政権の血統は根絶された。しかし、本来の日本国家の中心地域としての畿内地域をコント […]

【大和国(奈良県)大庄屋 「片岡家住宅」探訪-1】

本日からはふたたび古民家建築探訪であります。日本列島37,000年史シリーズの最終章は日本国家始原期として大和国に神武東征した頃の探究。その象徴的な場所として奈良県宇陀市の桜実神社の八ツ房杉を紹介したけれど、そこから旧都 […]