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【火祭りで駆け下る「火の神」 皇統神話と熊野の旅-27】

日本の祭りでは、各地で「神奈備」のひとつとしてまことに勇壮な神事が執り行われる。そういったひとつとも思えるけれど、この新宮・神倉神社の奇祭の危険度は非常に高い。これら火祭りの画像は一般社団法人 共同通信社が配信しているK […]

【神倉神社とゴトビキ岩「火祭り」神事 皇統神話と熊野の旅-26】

さて熊野三山の最後は熊野速玉大社なのですが、実際に熊野川河口の社には特段の感慨を持つことはなかった。ごく一般的な境内風景であり、特異性は感じられない。 しかし、事前に調査していてこの速玉大社の「摂社」神倉神社の存在を知っ […]

【神仏習合という宗教ジャパネスク 皇統神話と熊野の旅-25】

熊野那智大社の社域には隣接して「青岸渡寺」という天台の寺院がある。 それほど予備知識なく訪問したわたしは「え、なにこれ、神社なのに仏塔がある?」としばし唖然としておりました。調べてみると「那智山」は熊野三山の一つで熊野信 […]

【聖なる瀧「熊野那智大社」 皇統神話と熊野の旅-24】

さて熊野三山のうちの熊野那智大社であります。現代とは違って、古代以来、人里のある熊野灘の海岸線道からながい山道をはるばると参詣するのは、けっこうな気合いが必要だったのではないか。 現代の整備された参詣道でも歩く場合は1時 […]

【縄文を感じる原初「巨石」信仰 皇統神話と熊野の旅-23】

熊野に残る精神文化空間のひとつの象徴がこの花の窟神社。やはり一番奇異を感じるのは、本殿建築のかわりに巨石、露頭岩石をそのままイザナミのご神体としているポイントだろうか。 熊野本宮大社の古社があったとされる所在地・現大斎原 […]

【イザナギと花の窟・米作起源譚 皇統神話と熊野の旅-22】

上の図は江戸期のものと思われる木版画。熊野の旅では熊野三山が象徴的なスポットとされているけれど、本宮の祭神はイザナギ・イザナミ夫婦の御子であるスサノオであり、この花の窟神社はその母親であるイザナミを祀っているワケで、いわ […]

【日本書紀に記述の「花の窟神社」 皇統神話と熊野の旅-21】

日本の神社信仰では必ず「注連縄」という習俗を持っている。この注連縄というものは稲作と非常に強い関連性を持っていると思われる。稲ワラを手作業で作り上げていく作業には合掌のポーズが必然化する。そういう体動作と造作物との間に直 […]

【高齢化と「カラダの痛み」対応法&マッサージチェア】

歳を取ってくるとカラダのあちこちから「痛み」が盛り上がってくる(泣)。わたしの場合、50代くらいからときどき、2−3ヶ月に1回程度の頻度で便利のいいマッサージさんのお店に行ってモミモミしてもらっておりました。ホンネで言え […]

【50年超の「南紀白浜」との再会 皇統神話と熊野の旅-20】

みなさんどなたも「憧れの土地」みたいな感傷はあるでしょう。実際にそこに行った体験は徐々に風化したり、逆に美化されたりして、あんまり「まんま」感はないのでは。 わたしは一区切りついた感はあるのですが、仕事への意欲もまた盛り […]

【ジオサイトと八百万「神奈備」 皇統神話と熊野の旅-19】

日本列島での人びとの「精神史」のなかで自然造形は、非常に大きいパーツを占めたに違いない。そういう「現場検証」的な意味合いで熊野・紀伊・南紀と歩いてみると、きのうも紹介した鬼ヶ城と比肩できる写真のようなスポットが散在してい […]