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【東京の自然を映す水盤デザイン 町田「浮輪寮」探訪-3】

この浮輪寮で「池を作るんです」と丸谷さんから聞いていた。 ちょうど飛鳥宮での「苑池」の取材をしていた時期だったので、 そんなイメージかと思っていたのですが、見てみたら ごらんのような深さを抑えた面的な池だと言うことがわか […]

【温暖地古民家の熱環境デザイン 東京町田「浮輪寮」探訪-2】

寒冷地住宅の方向に発展してきた北海道住宅で 一般的に「デザイン追究」系と思われてきた「建築家」たちが 木製3重ガラス入りサッシの導入では地域で先端的に関わっていた。 防寒性を高めることとデザイン性を高めることが 同時に追 […]

【東京町田 自然のなかの迷宮「浮輪寮」探訪-1】

北海道発で高断熱高気密住宅を中心に生活デザインのウォッチを続けていて そういった住宅性能進化の南下の趨勢を見ながら 徐々に関東圏以南地域に興味が広がっていく。 そんななかで建築家の丸谷博男さんと知遇を得て、氏の関わった […]

【じわり秋冷 夏の終わりと世界経済の行方】

きのうの札幌は朝で20度ほどの気温。 写真のように一昨日では18.7度ほどまで下がって来ていました。 散歩道・北海道神宮隣接の円山動物園前の気温計。 さすがにこれくらいになると半袖Tシャツでは心許ないので 長袖のジャージ […]

【古墳時代・高床式住居の復元 in 前橋大室公園】

きのうの続きです。 竪穴住居はより歴史が古い形式の「民家」であり、 「定住」のごく初期・縄文時代が始まる頃から建てられ続けた。 それに対して農耕文化が始まるとその農業生産物を保存するための 「高床式」建築が建てられ始める […]

【子ども参加の竪穴住居づくり in 前橋大室公園】

古墳と関根家住宅という前橋市の「大室公園」。 関根家住宅のとなり側にはこの古墳のまわりにかつてあった 「古代集落」としての竪穴住居が復元建築されていた。 古墳は古代社会「集落」の中核痕跡。 多くの労力がその築造にはかかわ […]

【民藝と世界共通ライフスタイル 「赤城型」養蚕民家-8】

民藝的建築の探訪者、早稲田大学建築科の今和次郎氏の記録に導かれて この群馬前橋の関根家住宅を深掘り探究してみた。 寄棟型茅葺き屋根の前面部を大胆にカットして生物種としての カイコの生態に最適適応するように「環境性能」実現 […]

【日本人のDNA的家族専用ゾーン 「赤城型」養蚕民家-7】

この関根家の家族のための日常、ケの空間。 土間とつながる作業動線をもつダイドコ、外には井戸があって 炊事洗濯に必要な用水が確保されている。 カイコの世話のための2階への動線起点のアガリハナは一体型の板の間であり、 神棚の […]

【座敷・床の間・縁側と北海道 「赤城型」養蚕民家-6】

日本の民家を探訪して現代北海道住宅の文化ルーツを求める。 至って当然の志向性だと思うのですが、 しかし実際に探訪してみると「座敷・床の間・縁側」という 日本住宅3点セットを北海道の家はほとんど無視していることを痛感。 た […]

【用の美「民藝」≒性能とデザイン 「赤城型」養蚕民家-5】

養蚕は中国から日本に伝播してきた。歴史は深い。 中国では紀元前2750年頃(推定)の平絹片、絹帯、絹縄などが出土。 殷や周時代遺跡からも絹製品は発見されている。系統学的解析ではカイコは 約5000年前までに野生種「クワコ […]