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【空間変容が生み出すよろこび・改修工事現場から】

 さてきのうの続き。  わたしは生きている時間で、ずっと建築営為との付き合いが長い。もちろん住宅雑誌を創刊したということはいちばん大きなことだろうけれど、しかし自分自身の環境が、変容してきたことも多く遭遇した。 1番目は […]

【木目の美感に誘われて〜木組み篇】

 このブログでは、だいたい連載型テーマものがひとつの「路線」なんですが、どうも最近たくさんの執筆作業が重なっていて、ブログでまでそういうテーマものに取り組むと、完全にキャパオーバー。  住宅写真はそれこそ全国各地に探訪し […]

【司馬遼太郎が好んだその地の雑木林的「庭」】

 きのう日本的な花鳥風月的「名庭園」志向についてふれた。  温暖地日本の「住居」の規範伝統、その高級表現を考えて行ったときに、縁を介した作庭というものを「愛でる」床の間付きの座敷という結論が、和の普遍的志向かと思えるワケ […]

【木組みの美感とデザイン】

 先日久しぶりに建築現場の公開があって、参観しておりました。北海道岩見沢・三笠の武部建設さんで【南幌町みどり野きた住まいるヴィレッジ】での現場です。南幌町では北海道建設局・建築指導課が推進している住宅施策に協働して、宅地 […]

【襖建具・引き戸のなかの「暖炉」】

 写真は愛知県犬山の「明治村」のなかの「西宮芝川邸」内部。  和のたたずまいの畳敷き込みの部屋のふすま戸を開けたところ。案内の方が開けたのですが、最初はなんのことやら気付かなかった。「これは襖に仕舞い込んだ暖炉です」と言 […]

【お花畑➡駐車場への「整地」土木作業】

 さて出張から帰還後、その間に進展した「家の断捨離」作業のチェック。  そして溜まっていた大型ゴミ類を一気に市の破砕センターに持ち込んで処分して、さらに陶器・ガラス類の専用処理センターで片付けた。もうすっかり「お馴染み」 […]

【戦後マンガという歴史文化と「トキワ荘」空間】

 人間だれでも、少年期からの「出自」に関わるような空気感、その感覚があるだろうと思います。1952年生まれのわたしにとってのそういうものは戦後マンガ文化だった。  手塚治虫という日本マンガ文化のなかでも特筆すべき存在が作 […]

【温暖地の風情ある古民家in真冬「局所暖房」居住実験】

 いきなりなにこれの写真であります(笑)。  年末や年始時期にはわが家は本州地域を旅することが多い。たぶん北海道人の一定数はそういう行動をされるものと思います。で、そういうときにホテルや旅館についてはいろいろ考える。   […]

【橿原に宮を建て「即位」紀元 皇統神話と熊野の旅-33】

いま奈良県橿原市に広大な敷地をもって建てられている「橿原神宮」は、創建としては明治になってからで1890年4月2日。神武天皇が橿原宮で即位したという「日本書紀」の記述に基づき、畝傍山の東南麓に明治23年(1890) に創 […]

【温暖地リゾートホテルへ寒冷地人のおせっかい目線】

本日、閑話休題。皇統神話シリーズは小休憩。 高齢者になって来たので休暇の取り方についてはある程度自由度が高まってきております。正月の休暇をやや遅らせ、いま、温暖地をジャーニー中。旅行の訪問先についてはそれぞれ好みが反映さ […]