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【具に候えば見る心地に候/信長の光秀「報告」評】

きのうの続篇・戦国末期の織田家中内部消息資料解析であります。 細川藤孝当主時の細川家収蔵文書からの明智光秀消息。 戦国期の消息を伝えてくれる資料にはいろいろあるでしょう。 比較的に客観的と思われる「多聞院英俊の日記」など […]

【細川家文書から「麒麟がくる」を推理する】

図は元総理の細川護熙氏の細川家が公開している美術館、 「永青文庫」の季刊誌の最新号から。 ことしは「麒麟がくる」が放送されたので、明智光秀の素性を探る意味で 盟友にして織田政権下での配下・細川藤孝の細川家が所蔵する資料は […]

【ニッポンの正月 注連飾りアラカルト】

お正月まであと2日。いよいよ押し迫ってきた年末時期、いかがお過ごしでしょうか? ことしもコロナウィルス禍の最中ではありましたが、なんとか年中無休でブログ書き。 まぁ、一回書くのを休むとクセになるので継続し続けております。 […]

【古民家でみつけた「蓄熱囲炉裏」工夫】

写真は江戸期に建てられた宿館建築パブリックスペースの囲炉裏。 旅宿者は、広い土間に面したこの囲炉裏で迎えられる。 囲炉裏は周囲が土間に開放された板敷きスペース境界にある。 土間からそのまま板敷きに腰を掛けるようにもできる […]

【美神のプロポーション/日本人のいい家⑮】

建物というのはあらゆる人に分け隔てなく素性をさらす。 その姿カタチで、本然を伝えてくれるものだと思います。 同時に、その内部には「機能」を実現する空間を持っている。 その両方でわたしたちのために役立つものでしょう。 写真 […]

【コロナ禍、北海道はやや沈静傾向?】

さて北海道はきびしい冬に向かって相当猛威がと身構えているのですが グラフのように「新規感染者」の傾向としてはやや減少に転じている。 やや意外とも思える傾向を示している次第です。 一方で下のグラフは東京都の様子で、こちらは […]

【共同体「普請」と現代住宅/日本人のいい家⑮】

以下は以前取材した「日本民家園(川崎市)」展示記録からの要旨抜粋。 <近世民家にかかる工事は広く「普請」〜ふしん〜と呼ばれる。 家の新築を始め、増改築・屋根葺き替えも普請という範疇。 普請の語源は仏教語で「功徳をあまねく […]

【富山の薬売り・商文化/日本人のいい家⑬-2】

さて富山の薬売りおじさんのよすがを訪ねる探索その2. 越中反魂丹の池田屋さんの店舗風景であります。 全国への訪問販売が主な営業スタイルだけれどその本拠の様子。 上の写真は、昭和29年撮影の写真だそうで、柳行李を担いで店を […]

【越中富山の薬店舗/日本人のいい家⑬-1】

北海道には北前船交易による江戸期からの移植文化が根付いている。 なかでも、北陸越中や越前、近江商人などの影響が大きい。 札幌の地元デパート・丸井今井さんは北陸出自とされていて、 そういった歴史的余韻が冷めやらず存在してい […]

【日本の大空間木造建築 能登・總持寺祖院】

どうもわたしのブログ、時事ネタの方がかなり反応が大きい(苦笑)。 時事ネタはたまに気付きの大きなことを書くのであり、ブログ全体では それがメインの興味分野とは言えないこともあって、 自分では中庸を考えて書いているつもりで […]