本文へジャンプ

人力生産社会でのモノの価値

現代社会というのはどういう時代か、 ということについて、歴史学ではどのように見ているか、 網野善彦さんの著述を読んでいて、考えさせられました。 歴史学では、明治から戦前までと戦後の間に大きな断絶をとらえ、 そこで区切ると […]

縦に長い日本列島実感

先週末からきのうまで、 関東北部や東北にいて、昨晩遅く札幌に帰還いたしました。 この時期の地域による気候の違いもたいへん大きいものがある。 仙台でも小雪が舞い飛ぶ冷たい風の強さでしたが、 札幌に帰還すると、千歳空港は一面 […]

律令時代の「交通」

写真は、ジオラマ展示による 律令時代の「下野国」国分寺・国分尼寺と官道・東山道の配置説明。 ほぼ上が北という方位感覚になっています。 国衙という国の「政庁」施設はこの官道・東山道を左に行って やや南に折れていく場所に置か […]

矮化銘木の床柱

写真は、先日の津軽探訪で発見したある旧家の茶屋水屋の床柱。 一見してその不思議さに目を奪われてしまった次第です。 建材は竹なのだと思うのですが、 成長の段階で、各節ごとに成長方向を逆側に矮化させて生育させた竹なのです。 […]

しもつけ風土記の丘資料館にて

きのうは取材が予定調整つかず、やむなく休日となったので、 以前から念願の「北関東最大の縄文遺跡」を見学に宇都宮周辺へ。 久しぶりに「歴史好き」の探訪が出来た次第であります。 歴史取材調査ストックはだいぶ貯まりましたので、 […]

連続していますね、地震

きのうは連休の合間でしたが、 事前にスケジュールを立てていた関係から仙台へ移動。 なんですが、日程調整がつかないのでスタッフと打合せなどしていましたが、 突然、ぐらっときた。 速報では、ごく近い観測点の仙台市遠見塚で震度 […]

太宰治「斜陽館」

棟方志功が靑森の生んだ天才画家であれば、 一方、太宰治も津軽が生んだ代表的な小説家。 かれの生家が「斜陽館」として保存されている。 宏壮な洋館として、まるで地域の「城館」のような雰囲気もある。 なぜこうした富貴が可能にな […]

弘前食事処「會」「もっぱら庵」

弘前にはいい食文化を感じさせる店がたいへん多い。 そばにも名店がたくさんあるのでしょうが、 わたしとしては、この「會」〜かい〜の特製そばが大好きであります。 具たくさんで、いろいろな食味が味わえて しっかりとしたそばがす […]

戻ってきたモノトーン世界

棟方志功さんの言葉の残像が頭のなかに残っています。 靑森の人というのは、その底にどこかあたたかみがある、 っていうような言葉から、同じ雪国の人間として、 ある共通項を感じて、北海道人として共感を抱いてしまうのです。 気候 […]

棟方志功というひとがら

棟方志功さんは、靑森を代表する芸術家として あまりにも著名であり、その世界の中に存在するわれわれとしては 空気のように感じていて、意識はしない存在。 人に聞いたら、その「記念館」があると聞いて、訪問してみました。 絵や版 […]