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【海の京町家「伊根」の今昔写真】

さて連休の谷間ですが、ほぼ一晩中作業を行っていて、 ようやく午後2時になって、一段落付いた。 ということで、ブログ記事もまったく構想する時間がありませんでした。 なので、本日はやや骨休め、連休谷間篇であります。 写真は以 […]

【コロナ禍 2度目のGWと北海道の自然】

本日から世間はゴールデンウィーク。 自粛にも、自粛強要に対しても疲労感が漂ってきて「うっせーわ」気分。 しかし他罰傾向を強めるメディアなどが醸し出す風向きに配慮も必要。 結果として行き場のないモヤモヤが個人個人に沈殿して […]

【囲炉裏端の「いごこち」デザイン】

写真は宮城南部、白石の武家屋敷の囲炉裏風景であります。 外様の伊達藩でなお、白石という半独立的な地域にあっては、 武家住宅といっても土間が広大にあって、半農的な暮らしようだったと感じる。 この囲炉裏は土間に面してはいるけ […]

【茶の湯はるか以前、吉野ヶ里の「お茶の間」】

お茶の間探究その2であります(笑)。 住宅の機能仕分けによる「室名」に現代ではお茶の間が見当たらない。 そのわけを考えることは、日本人の住宅史で重要なのではと思う。 お茶の間というのは、ズバリ「囲炉裏空間」だという考え方 […]

【間取り図に出てこない茶の間という建築空間】

先日まで日本の古民家空間に残る床の間の原型「押板」から 日本的芸術コミュニケーションの場としての意味合いを考えた。 中世社会がこのような「寄り合い」の場のなかで 人間交流の結果として、その媒介に「茶」を選択し、 またその […]

【癒やしとアバンギャルド、現代以降向かう先は?】

札幌でもついにサクラが満開している個体もたくさんあらわれ、 列島の春前線は津軽海峡をあきらかに越えてきました(表現ふる!)。 わたし、いまのような仕事を生業にしたいと思ったきっかけは、 小学校時代高学年で「壁新聞」を作っ […]

【滅びへの日本的美感 会津「白虎隊」集団自決】

ことしもまたゴールデンウィークは非常事態宣言下。 わたしのような年寄りは行動にそう大差はないのかも知れませんが、 若いみなさんには本当に貴重な時間が失われていますね。 たぶん年寄りの2倍から3倍くらいの感受性の鋭さで 世 […]

【床の間芸術鑑賞からの跳躍〜茶室】

押板から床、そして床の間へと掛け軸絵画鑑賞の空間が 日本人の中で進化していった過程の先に茶室もあるように思える。 押板段階から掛け軸画は中国由来のものが多数派だったとされる。 そういう掛け軸を掛けて鑑賞するのに、背景とし […]

【床の間空間と日本人の芸術鑑賞】

きのう床の間の初源と言われる「押板」について書いた。 この押板のことを考えて行くと、それもまた歴史的に生成された 「建築文化」であることが明らかになってくる。 現代に残っている築後・数百年程度の古民家で押板も その痕跡が […]

【床の間と押板】

床・床の間の起源については諸説あるとされますが、 以下のような理解が一般的とされます。 〜「床の間」の起源は室町時代にさかのぼる。歌会や茶会を催す時、 壁に掛け軸をかけ「押板」と呼ばれる板の上に、美術品をおいて鑑賞した。 […]