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【事業規模500億円の自然改造 淡路夢舞台-3】

この淡路夢舞台の総工費は439億円〜約500億円と言われている。玉突き的な起動要因となった国家規模投資である「関西新空港」の総事業費はおおむね3兆円。金額サイズで考えると新たに創った公共基盤に対して1.67%程度の環境破 […]

【自然の廃墟を建築的想像力「リフォーム」 淡路夢舞台-2】

関西新空港は1994年当時の関西経済復興の欠くべからざる人的交流・経済活性化の基盤公共事業と位置づけられていた。経済を考えれば中世の堺の港が果たしていた役割、それが日本の社会変革の中核であったことを顧みただけであきらかだ […]

【関空建設での自然破壊からの環境再生 「淡路夢舞台」-1】

本日から関西圏の淡路島・淡路夢舞台の話題をシリーズで。 淡路夢舞台は、関西空港建設での埋め立て用土砂の採掘跡地を蘇らせるという自然破壊からの環境再生を目的に、建築家・安藤忠雄によって設計された複合施設。氏の建築空間の代表 […]

【少年信長「陣取り」勝利の戦略眼 戦後こども文化-6】

子ども遊びのDNAは相当に民族史を遡れる。メンコを調べて江戸中期にその証拠があるとされる。 そんなことを考えていてわたしの幼少年期に夢中になっていた「S陣取り」のことが無性に気に掛かるようになった。調べてみると「陣取り」 […]

【子ども向け「雑誌メディア」への文化集約 戦後こども文化-5】

さて東京上野の「下町風俗資料館」展示から、こども文化の推移について掘り起こしてきた。個人的に肉体体験のある「紙芝居」や「パッチ(メンコ)」のことを辿ってみると、子ども文化としての「いつの世も変わらない」部分が浮き彫りにな […]

【子ども遊び「メンコ」の歴史 戦後こども文化-4】

わたしが札幌で幼年期にはパッチと呼んでいた子ども遊びが、東京では、というか日本中央の文化圏では「メンコ」という呼称で呼ばれていたことが明らかになった。特定の平面を競技盤面としてメンコを並べて相互に相手のメンコを奪い合う仮 […]

【メンコとパッチ:道産子の疑問 戦後こども文化-3】

わたしが幼年期だったいまから60数年前当時、子どもたちは紙芝居に目が釘付けになる一方、冬場でも室内でカラダいっぱい使ったゲームとして「パッチ」に精を出していた。写真のような丸い厚紙に強そうなイラストが描かれたり、有名なプ […]

【2月20日現在わが家周辺「降雪量」429cm】

雪まつりも終わってクルマで遠出したりすると、いわゆる「光の春」を感じる瞬間がときどきある。雪景色には変わりがないのだけれど少し「ぬるみ」のようなものが感じられるのです。春分を1ヶ月先に控え徐々に日の長さも感じられ、早朝の […]

【日本の物語文化〜琵琶法師と紙芝居 戦後こども文化-2】

紙芝居というものは一種のメディアであり、都市環境を必須とする。田舎でも祭りなどのときには出張して上演する紙芝居師もいただろうけれど、ほんの数日間の興業ではその旅費はペイしなかっただろう。紙芝居の「まとめ記事」などを参照す […]

【紙芝居は戦後メディア勃興の導火線? 戦後こども文化-1】

どうもわたしのブログは、コロナ禍以降、「生活文化探求」の方向が強まってきた。冷静な自己分析。現場的な住宅取材はスタッフが頑張っている中で自分自身はこれまで全般的な住宅業界動向を「掘り起こし型」で取材してきていた。それがユ […]