写真は、過日撮影した秋田市の住宅の玄関の様子。
こちらは間取り的に面白い配置で、リビングは2階にあります。
1階は大きな窓越しに庭と面していて、
広々とした玄関土間が広がっています。
その中ほどに右側に靴脱ぎスペースがあって、
右の写真は、2階への階段から土間を見下ろした位置からのアングル。
テラス的な玄関は、つややかな床タイル、
大きくて、桟が瀟洒な印象の窓。さらに外の色彩を受け止める白い壁天井、
という質感豊かな素材で作られています。
通路として利用される左写真の部分は、左右の幅も大きくて
玄関土間というよりは、室内だけれど、半分外部的な
庭を思いっきり楽しむぞ、というような気分にさせてくれる空間。
なかなかこういう空間をたっぷり取る、というのは
予算とスペースの関係で難しい面もありますが、
最近は、こういう志向性を前面に出したような家づくりが増えていますね。
これまでの、床面積と有用性重視ばかりではなく、
家に「癒し」としての側面を大きく求めようとする傾向が増えてきています。
そう考えたとき、ひとつの機能性の拡張として、
こういう土間空間が持っている、明るくアクティブな空間性って、
もっと注目度がアップしてもいいのではないでしょうか。
ことしも残すところ、1週間ほど。
きのうはちょうど来客もあったので、家の片付けをいろいろカミさんと
考えながら、ゴソゴソとやっておりました。
やってみて、やっぱり楽しみは足下にある、って実感。
家具配置や、レイアウト変更で応接的な落ち着いた空間ができました。
ちょうど年末の大掃除もかねて、
家の新しい空間の魅力、って考えてみると面白いですよ。
すっかり新鮮な気分で、夫婦で、にんまりとしておりました。(笑)
Posted on 12月 24th, 2006 by replanmin
Filed under: 住宅取材&ウラ話
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