本文へジャンプ

ほっとする駅舎

6688.jpg
首都圏の駅って、混雑する駅ほど
機能性を追求して、どんどん無機質な素材になっている気がします。
そんななかで、ちょこちょこ利用する原宿駅。
若い人たちには別のイメージもあるのでしょうが、
わたしにとっては東京で一番、豊かな自然とふれあえる駅となっています。
なんと言っても、明治神宮の広大な森林と、
代々木公園の緑を満喫できるターミナルなのですが、
この木造の駅舎も、その雰囲気と調和していて
なかなかに素晴らしいものがあります。
たしか、この原宿駅というのは、天皇が神宮に参拝するために作られたと
何かの由緒書きで読んだ記憶があります。
そういう駅舎なので、独特なまま存続してきていると言えるのでしょうか。
いまどき、珍しいほどののんびりとした味わいのある建物ですね。
実際に、近隣の渋谷とか新宿とは、同じ歴史時間を共有しているとは
とても信じられない、ゆったりとした時間が流れている感じ。
アナログの猛スピード+デジタルの瞬時性に対して
突然、時間が止まったような時空間が広がっている気がします。
実際、木造のきしみ音が聞こえてきそうで、
こういう人間スピードも存在しているということが伝わってきます。
時間を経過した建築が持っている力のようなものを
こういう建物は多くの人たちに伝えているように思います。
さて、昨日は年末時期恒例にしている健康診断。
忙しさにかまけて、何も準備していなかったのですが、
なんとか8時20分という早朝締め切りに間に合って、
全身チェックをしてきました。
ことしは前年との比較で、体重は5kgくらい落ちていまして、
おかげさまでほとんどすべての数値で改善が見られ、
すべて健康というお墨付きをいただけました。やった!
体重は、なおもう少し落とすべきということでしたが(笑)
現在も、自分で決めている目標値の範囲内でして、まぁいっか、と。
でも、こういう慢心が、いけないのですよ(汗)。
こういう有頂天からの脱落の早さも、折り紙付きなんですよね。(笑)
せいぜい、腹八分目、こころがけたいものです。

2 Responses to “ほっとする駅舎”

  1. お召し列車の乗降ホームが、確か新宿より神宮と反対側に今でもあるのを、ついこの間の上京の時、山手線の窓から確認しましたよ。たぶん現在も使ってるんじゃないかな・・・

  2. タケ2(ツー)さん、コメントありがとうございます。
    あんまり突っ込み入れようのないブログで申し訳ありません。(笑)
    しばし、原宿の駅で時間が止まるような気がした次第。ことしも東奔西走で暮れつつある、年の瀬です。もうひとふんばり、お互い、がんばりましょう!

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」

You must be logged in to post a comment.