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【日本建築学会など「正しい換気理解」へ情報発信】



クルーズ船・ダイアモンドプリンセス号の感染が騒がれていた頃、
・・・って、もうだいぶ時間が経ったような気分ですが、
その感染病源培養器的な環境について多くの注目が集まった。
あの経験があって、環境要因を分析し多くの気付きがあったのだとも思う。
感染爆発やクラスターなどの危険概念が集約的に表出していた。
建築に関係するメディア人間として、クルーズ船の空調環境について
一定の探索もしてみて関係の学究のみなさんに提起もして見た。
いま政府の基本政策としての指針には、この換気についての注意が
大きく反映していると考えられます。
このような動きの中で「日本建築学会」と「空気調和・衛生工学会」から
換気についての情報発信がありました。
新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して(緊急会長談話)
shase_COVID20200323
<リンクをクリックするとPDFがダウンロードされます。>
この本文を見ていただければと思いますが、
とくに「換気」の注意喚起箇所があったので、以下に要旨箇所を転載します。

「換気はどのように行えばよいか」
●よく間違えられるのが「換気回数」という用語です。換気回数2回/時とは
1時間に2度窓を開けることと誤解されていることがあります。
換気回数とは1時間に部屋に入る外気量を室容積で割ったもの(どちらも立米)。
換気回数は室内の空気の入れ替わりのスピードを表す指標です。
つまり換気回数が大きいほど、汚れた室内の空気を外気で希釈し、
速く入れ替えることができます。
●一般的に換気には窓を開けて行う「自然換気」とファンなどを用いて行う
「機械換気」があります。窓がある建物や乗り物では積極的に窓を開けて
外の空気を取り込むことが有効です。自動車などでは内気循環モードではなく
外気を取り入れるモードにすることが有効です。
機械換気を適切に行うには給気口や排気口が塞がれていないことが大切です。
換気ファンを運転しても給気口が閉まっていないか、
物などで塞がれていないか確認することが必要です。
●窓の開かない部屋でも機械換気を利用することで換気を行うことは可能です。
オフィスビルなどでは、換気が可能な空調設備で室内環境が維持されています。
<高断熱高気密住宅でも多くが機械換気です。>
通常は省エネを考えて必要な換気量を満たすように運転されています。
外気を多く取り入れると冷暖房効率は悪くなりますが、支障がない範囲で、
外気取入量を増やすなどの対策を講じることは可能であると考えられます。
●また通常の家庭用エアコンやパッケージエアコンは空気を循環させるだけで、
換気を行っていません。エアコンをONにしたから大丈夫という訳ではありません。
エアコンだけの部屋では窓開け換気や、設置されている場合には
換気システムの運転を行うことが推奨されます。
●空気清浄機に関しては、一般的な空気清浄機では、通過する空気量が
換気量に比較して少ないことから部屋全体に対して新型コロナウイルス対策に
充分効果があるかどうかは不明です。利用する際には人の近くに
設置することなどが必要となります。欧州暖房換気空調協会が
公表しているガイドラインでは、空気清浄機にも幅があり、それだけに
頼るのではなく通常の換気を行うことが推奨されます。
●新型コロナウイルス対策として最も重要なのは、飛沫感染、接触感染を
避けることです。飛沫核除去に換気は有効ですが、換気をするだけで
感染リスクを充分に低減できるという考えは避けて頂くことが望ましい。<以上>

世界各国で国境封鎖の動きが加速し、駆け込みでの帰国移動などで
とくに東京の感染者数がきのうだけで40例と顕著に増大してきている。
都知事さんの「自粛要請」も緊急的に発せられた局面です。
北海道でも、昨日ふたたび4例の新規感染者が発表された。
目に見えない人類の敵との戦いはひとりひとりの正しい対策実行しかない。
これまで以上に「人間の環境」に留意していきたいですね。

【Replan北海道最新号「リノベーション2020」3.28発売】

「ひとの身も心も守り癒やす住まい」
住宅は現代人にとって、やはり最後の砦というか究極的な癒やしの場。
「引きこもり」というコトバは否定的な意味合いで使われますが、
感染症のような危機に対して、外部接触を限定しうる住宅の価値は大きい。
ミクロのウィルス脅威に対し人間の最後の安心感、家族の思いやりや温もりが
内部空間でやさしく保証される場として住宅があるのだと思います。
万が一罹患したとしてもそこから回復するための場でもあると思います。
家族との安心できる環境というものの価値は社会の基本中の基本。
結局人間は家によって癒されるのだと深く思い知らされる。
その「癒される」ということの実質的な意味・内容がもっと深く探究され、
研究開発される必要も高まる。
空気品質、環境性能、美感・いごこちの人間性的探究・・・。

Replanは住宅空間のいごこちの細部までこだわった取材と表現に努めています。
コトバと写真表現、適格な数字データなどを動員して、
現実の住空間をどう伝えていくべきか、常に最前線的に探し続けています。
高性能住宅を探究する鎌田紀彦先生や前真之先生の連載執筆記事を、
内容の高度さから考えれば過剰かもしれないけれど、
あえてユーザーに提供し続けている由縁でもあります。
同時に特集記事では、先端的でわかりやすい事例を常に掘り起こしてきました。
現代人にとって住宅は、最終的な「やすらぎ」の場である以上、
このような志向性は変わることなく持続させていきたいと念願しています。

Replan北海道VOL.128
2020年3月28日発売・2020年春夏号・A4版
本体価格700円(税込:770円)
【特集】 リノベーション2020
住まいの選択肢として、いまやスタンダードになりつつあるリノベーション。
都市部での利便性と快適性を求めるマンションリノベーション、
コストを抑えながら自分たちらしい暮らしを手に入れる中古リノベーション、
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小さい規模のリノベーションから、フルリノベまで、
選択のバリエーションは、新築以上に広がりを見せています。
今回は、そんなリノベーションの「今」を、事例を通じてご紹介していきます。
Contents
●巻頭特集/リノベーション2020
●「知っておきたい」に答えます プロの言葉vol.1
●新築ルポー住まいのカタチー
●連載 Q1.0住宅デザイン論 〈新住協 代表理事・鎌田 紀彦〉
●連載 いごこちの科学 NEXTハウス21 〈東京大学准教授・前 真之〉
●北の建築家 「穂月の家」辻 和永
●第2回 JIA北海道支部建築大賞2019&
 第19回 きらりと光る北の建築 受賞作品紹介

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【日本の新型コロナ禍「試された大地」北海道】



わたしはあんまりテレビは見ません。番組視聴が非常に選択的。
NHKの大河ドラマ「麒麟が来る」は定番で「日本縦断こころ旅」
「英雄たちの選択」がお気に入り。そのほかカミさん録画の
阿川佐和子さんの対談番組やアメリカの医療ドラマ番組など。どれもBS視聴。
ノイジーな「情報」番組はいっさい見ない。
情報は自分で「1次情報」に近い情報をWEBで探すようにしている。

今回の新型コロナ禍ではとくに北海道は感染が先行した。
残念ながらいまも全国の人口割合でいちばん高レベルです。
いまの状況に於いて、この災禍との戦いは厚労省の「専門家会議」が
コントロールタワーであることは間違いがない。
その対応指針を行政府の長として安倍さんが推進している。
明治以降の長い時間を刻んできた民主主義国家の国家体制として
このような緊急時には、政府機関の「諮問会議」が最重視されるのは当然。
そこからはノイジー対応ではない専門的で冷静沈着な方針が示されている。
未知の感染症対応という困難な局面では専門家集団の叡智に従うのが自然。
水際作戦段階からいま重点的に取り組まれていると思えるのは
「クラスターの早期発見と濃厚接触者の早期検査」。
こういった施策を先行的に実施してきたのが北海道だと思います。
北海道は都道府県の中で沖縄とともに、海で囲まれていて
人間の往来移動状況をコントロールしやすい。
広域対応可能な北海道という行政組織と政令指定都市・札幌という、
機動的に状況把握能力を持った組織成員が確保できる。
その上、人口密度が少ないのでクラスターの把握も比較的しやすい。
世界有数の「観光地域」であることで中国からの雪まつり観光を受容した。
そのような条件が揃ったことで感染被害が出て「試される大地」になった。
知事の「非常事態宣言」にはどのような法的「根拠」もないだろうけれど、
それに異を唱える人やメディアも多くはなかった。
道民性なのか、ヒステリックな反応はなく冷静に状況を受け入れている。
下のグラフがきのう現在の北海道の新型コロナの感染・患者情報。
見ていただくような状況で推移していて昨日も
「3月23日発表分 15時00分現在、新たな陽性患者は確認されておりません」
ということで、棒グラフで見てもおだやかな推移。
累計感染者数は162人ですが、現在患者数は60名。
この程度であれば、北海道内の医療は十全に機能して
医療処置が絶対必要なみなさんに余裕を持って提供可能。
国の「専門家会議」は北海道での状況を重視しウォッチして
国全体の状況管理のモデルとして方針策定の道しるべとしている
そういった状況が十分に推認できると思われるのです。

世界各国がいま、医療態勢と患者発見・対応のリソース確保のバランスで
大きく変調をきたして「医療崩壊」になってしまうことで、
救える命を救えなくなっているのには、こういった状況コントロールの
方針の違いが大きいのではないかと思われます。
もちろん北海道もこれからどうなるかまさに胸突き八丁でしょうが、
少なくとも社会的ヒステリーの兆候は見られないし、
非常事態宣言も撤回され「新たなステージ」段階と宣言されている。
なんとかこの状況からさらに終息に向かわせられないかと
祈るような思いで、情報を確認している毎日です。
厚労省・専門家会議のみなさんの冷静沈着な方針を支持したいと思います。
またクラスター対策対応に奔走する職員のみなさんの労苦を多としたいです。

【生命「群」としての国家 in 新型コロナ禍】

生命は地球に誕生して以降、さまざまな進化を遂げて現状があるけれど、
10億年前に「雌雄」という分化が起こり、
DNAが継承されていくシステムができあがり、
約5億年前に「群生」という生存形態を獲得したとされていた。
中部大学総合工学研究所特任教授の武田邦彦さんのWEBメディアでの講演。
写真のようなイワシの群生を題材にして、テーマを語っていた。
生命というのは、DNAが継承されることで「永続」が可能になり、
その後、群生ということが起こってさらに集団生存という概念が生まれたとされる。
そこからつい最近、大脳皮質が発展することで「個」という意識が芽生えたとも。
群生という生命進化段階、その特徴的生態のイワシの行動について
集団として、ある目的的な行動を一糸乱れずに行う不思議さを知らされた。
もちろんイワシ1匹1匹は生命の基本単位ではあるけれど、
この「集団行動」での行動選択の「意識」はどうなっているのか?
かれらにおいては、このような群生では個意識を超えた集団意識が支配的になり、
群の反対側にある個体の知覚が逆の側でも「感覚」されるのだそうです。
で、こういった集団意識において個体は「自分という死は怖れない」と。
それよりも群社会としての永続を選択するのだと。

こういう生命の不思議さがはるかに人類にも経験知蓄積されている。
よく日本人はイワシ型民族、みたいに言われることがある。
個人主義、拡散的分化よりも同調的意識が優先する社会というように。
今回のコロナウィルス禍は、こうした国家民族のバリエーションを表出させている。
グローバリズムの進展とは言ってもそれは資本の自由な拡張に過ぎず、
資本主義の自然的展開・鉄則が貫徹して行っただけであり
個別の「群」生命体としての人類は現状で「国家」という強固なカタチを選択している。
人類社会はそれぞれ固有の「生活文化」集団である国単位で生存している。
コロナウィルス禍はその実相を赤裸々にさらけ出しつつある。
集団に同調することは生命現象にとってけっして悪いことではなく
むしろ群社会が脅威に対して強く生き延びていく基本的な知恵・戦略でもある。
ただイワシが群としての姿を変えるのに、その集団意思決定に於いて
「よりよい選択」かどうかという論議は欠かせない。
それは煽り立てたりすることではなく、冷静に方法論を検討すること。

いま、感染症についての「専門家会議」からのアナウンスが発出されている。
それは行政機構のひとつである厚労省が管掌する専門家会議だけれど、
これまで世界各国で感染爆発が報告されているなかでは、
日本の専門家のみなさんの議論と対策提言はある程度成功しつつあると思える。
まずは重篤者を看取れる態勢をしっかり確保しながら、
集団感染のリスクを個々の構成員が明瞭に認識して、危険回避的に対応すること。
それが経済社会を破綻させることなく危機を克服する最良の道だと思います。
危機を克服できたら、それぞれサケになってもいいし、サメになってもいい。
いまは「かしこいイワシ社会」であるべきだろうと思います。

【自分さえよければ<人に役立つヨロコビ】


おお、でありました。
きのう、午前中はカミさんと買い物などに出掛けた後、
家で遅いブランチを食べてから、わたしひとりで散髪へ。
で、終わってからスーパーS友の店内を歩いていたら、
薬屋さんのインショップカウンターを先頭にした行列に遭遇した。
「これはひょっとすると・・・」ということで、わたしも列の最後尾に。
ちょうど女性ふたり連れとそのどちらかの娘さん3人組とほぼ同時。
で、順番を譲って最後尾に並ぶことにした。
レディーファースト、であります(笑)。
ふだんはこういう行列は苦手でむしろ逃げ回る方なんですが、
こういったご時世で、わが家もいろいろ不足してきた。
やむを得ない方針転換(笑)であります。

で、並んでいるのはいいけれど、何のための行列かは情報がない。
たぶんマスクなどの必需品が、という期待は持つけれど
定かではないままの「情報弱者」状態であります。
そこで小学校低学年ほどと思われる女の子と仲良し作戦で、
彼女の頭越しに「ねえ、この行列、なんのためなのかわかる?」
とやさしくささやき声掛けしてみた。
そうしたらクリクリとよく動く目の表情で振り返ってくれた。
「わかった、聞いてくる」
と、元気あふれる明るい表情。すぐに行列の先頭まで走って行ってくれた。
すぐに大急ぎで復命。「マスク売っているんだって!」という報せ。
その時点でわたしを含めた4人で「やった!」であります。
「でも、ひょっとするとものすごく高く売っているのかなぁ?」
とわたしが不安そうな声で問いかけるとまた、斥候さんは走り出してくれた。
「あのね、60枚入りが400円だって!」
こういったかわいい斥候さんの報告はザワザワと行列のみなさんにも伝わる。
女の子もクリクリとよく動く目がまたまた輝きが高まる。
あ、彼女はマスクをしているので目だけが表情を伝えてくれているのです。
「行列で待っていても買えないかもなぁ」という疑問をささやく頃には
彼女はもう走り出すまでに、その「任務」に積極的になっていた。
悪い大人でパシリ使いをしたとも言えるのですが、
みんなニコニコしてくれているし、彼女も元気いっぱいでもある。
行列という無言空間ではこういった「情報」はホント必要。
並ぶこと10-20分ほどでようやく店頭にたどりつき、
ちょうどわたしの番で、残りが10数個ということで並んだ甲斐があった。
少女を含めた3人が終わってわたしも写真の通り無事ゲット。
ひとり1個という買い物限定ですので、彼女も権利行使に役立った。
見ると、大人でも十分使えるけれどやや小ぶりの60枚セット。
ほかに大ぶりのタイプの7枚セットも選べたけれど、
迷わずこっちを選択して401円也をぴったり小銭現金で購入。
やった、であります。
で、気付いて周囲を見回してみたら、先ほどの3人組の姿。
わたしはぐっと腰をかがめて頭を下げ目線を落として
「ありがとうね。おじさんも買えたよ(笑)」とお礼の声掛け。
そうしたら、わたしがこれまで見たこともないようなヨロコビの表情。
全身が柔らかく崩れるようにカラダいっぱいの歓喜表現!
表情が満面の笑みで崩れていく感じ。
「いやぁ、それほどでも〜〜」みたいなかわいいボディランゲージ。

そのあたたかい交流の残るままに家に帰ったら、
カミさんから「クルマの中でも外からわかるくらいうれしそう」
だったということでしたが、楽しい報告でカミさんも目が躍りはじめる。
きびしい雰囲気が続く状況ですが、いっときのなごみ。
少女との顛末をカミさんと話していたのですが、やはり人間、
「人の役に立つ」という喜びは、一番幸福感の高い行為なのでしょう。
あの少女の喜びの様子を見せていただいて、
パシリに利用させていただいたような当方ですが、
2重3重にこころが沸き返るような思いをさせてもらえた。
天女か、はたまた天使さまを発見できたような気が致しました。

【医療崩壊を回避させよう 現場からのSOS】


きのうから3連休に入った日本ですが、新規感染者の発表は続いている。
感染者累計で928人で、うち日本国籍者670人、外国籍者258人。
<また外国籍者の指数が27.8%と昨日発表より増えている・・・>
しかし日本の死者数は、3/20時点で33人に留まっている。
ちなみに世界の国別死者数ではイタリアが中国を抜いて3405人。
中国は3248(公式発表)。イランが1285、スペイン767、フランス372など。
アメリカも176人と急増してきている。
世界全体でWHO発表では9840人となっているので、
日本の死者数の世界での「シェア」は0.33%。
人口シェアは1.6%なので相対的に死者数は低いレベルだと言える。

イタリアの突出ぶりがきわめて異常。
ヨーロッパでの爆発的被害拡大を見ると各国の医療システムと
感染病への対応の仕方によって大きな違いがあると思う。
イタリアの報道を見ると完全に「医療崩壊」が起きていることがわかる。
日本でも検査の人数を拡大しろとがなり立てる傾向があるけれど、
検査を行うのも「医療関係者」であるということを忘れた論議。
検査の実際現場的にはものすごい時間と労力と「危険性」が伴う。
救う人間を危険にさらし、そのリソースを酷使することは暴論。
そんなことは被害とは必ずしも関係がないという事実が浮かび上がってきている。
やはり医療の健全性をしっかり守って、守れる命を救うことが肝要。
医療が扱わなければならないのは、この新型コロナウィルスだけではない。
通常のさまざまな疾患患者に的確な医療を投入しつつ、
このあらたな感染症にも対応しなければならない。
それをヒステリー対応的に使役することは、まさに医療崩壊を招く。
独裁国家中国では全国から医療従事者を武漢地区に集中するように「命令」したが、
そんなことを自由主義社会ですぐにできるわけがない。
テレビで連日そういうヒステリーを助長していた人間がいたという。・・・
わたしはテレビをほぼ見ないのでテキスト報道でしか知らないけれど、
そういう扇動者にはよくよく注意すべきだと思う。

WEB上で写真のようなキャンペーンが行われ世界の医療関係者が情報発信している。
「We Stayed at Work For You. You stay at Home For US」
まさに切実な叫び声だと思います。

【コロナ禍・国内感染者:日本人73.4% 外国人26.6%】


北海道の新型コロナ禍、状況はハンドリング可能な局面か。
非常事態宣言で話題になった鈴木知事は、3週間の期間満了の19日会見し、
当初懸念されていた爆発的な感染拡大と、医療崩壊による
命と暮らしを守れないという状況は回避されたと考え、緊急事態宣言は
予定どおりあすで終了する。新型コロナウイルスの危機克服に向け
道民や事業者と一丸となって闘っていく新たなステージに移行する、
と述べ、予定どおり19日で緊急事態宣言終了を明らかにしました。
いくつかの「クラスター」の発生を特定させて、それをコントロールし、
健全な医療環境が守られてきているということでしょう。
わたし自身も、知事さんのアナウンスに応えて、健康管理に留意して
毎年冬には1回は風邪をひいていたのですが、おかげさまでうがい手洗い習慣で
無事にここまで健康で過ごして来られました。
なお、引き続き会社スタッフにも十分健康管理への注意喚起をしながら
来週以降は、感染拡大防止の取り組みと社会活動・経済活動を両立させる
「北海道モデル」を確立させるようにともにがんばりたいと思います。

さて上の表は19日時点の厚労省HPの新型コロナ禍の「感染者数」。
きのうの発表データですが、その下は16日発表時点のデータ。
どちらも表から「テーマ」部分を拡大表示したものです。
上では感染者総数は853で、うち日本国籍者は626名。外国籍者が227名。
下では感染者総数は794で、うち日本国籍者は576名。外国籍者が218名。
きのう時点で日本国籍者は73.4%。外国籍者が26.6%の割合になる。
やはり常識的に考えて「外国籍者」の数が多い。
最大限に見ても200-300万人が現在流入外国籍者だろうと考えて2%程度。
であるのに、感染者シェアで26.6%は明らかに異常な多さ。
推移で見ても割合にはそう大きな変化がない。
こういう「国籍別」明示のデータは厚労省発表だけで知ることができる。
日本国籍者という区分を明示されているので外国籍者と仕分けが出来る。
グローバリズム時代には人的な往来が活発化するのが当然だけれど
国家というのは国民からの税収などの負担で成り立っている以上、
基本的には国民の生命財産健康を守るのが最重要な使命。
そして日本はまだ「移民」を正式には受容していない。
いま現在の国内人種構成で日本人割合が73.4%だとは聞いたことはない。

一時滞在であっても受け入れている以上、国が「管理」するのは当然だけれど
わたし的にはどうしてもこの数字に違和感を禁じ得ない。
で、この数字が表しているのはどういうことであるのか、
どういうメディア報道も興味を示さないのはなぜなのだろうとも思う。
今後とも経済のグローバリズムを受け入れるのは自明であり、
当然、偏狭な排外主義に陥ることは避けた上で、
防疫管理、医療健康保険問題として、いったい国家はどう対応すべきなのか、
大きなテーマをこのデータは示していると思われてならない。
みなさんはいかがお考えでしょうか?

【非人道的独裁が生んだ「武漢」コロナ災禍】


世界を完全に震撼させつつある「中国(武漢)ウィルス」ですが、
その現地からの「信頼できる」情報がなかなか発出されない。
〜ウィルス名についてアメリカ・トランプ政権と中国との争いが起こっている。
わたしとしては自由主義・民主主義の世界を絶対に支持するので
あえてきょうはこう呼ぶことにします。

非人間的独裁官僚体制下の中国では自由な言論は封殺されるけれど、
ときにそのはらわたを食い破って「民の声」が聞こえる瞬間がある。
今回のウィルスパンデミックで、その発源地・中国武漢からの
「人間の声」がほとんど聞こえないといういらだちがあった。
世界のメディアはなにをやっているのかという残念な気分。
しかし、ウォールストリートジャーナル紙などの記者は国外退去させられ
陰に陽にの独裁権力からの圧力の前で無力化させられてもいることは自明。
そういうなか、きのうジャーナリストの佐々木俊尚さんのFacebookで
シェア拡散されていた情報にアクセスできた。林毅という名前だったので
ひょっとして中国か台湾の方かと思ったが、日本人の中国ウォッチャー。

で、中国国内で発行されている「人物」という雑誌の3月号で
国家最高レベルの医療機関・武漢市「中央病院」で「急診科」部門の
200人のスタッフを統括する立場の女性医師で、新型肺炎の発生について
武漢内の医師に最初に警告を発した人物、艾芬(アイ・フェン)さんへの
インタビュー記事が掲載されたのだという。いや正しくは、
WEB版で3月10日にアップされたが、長くとも2時間程度で削除された。
掲載予定だった紙の雑誌は全て取り下げられ、定期購読者には返金措置された。
それでも人々は様々な手段で転送を続け、当局はいちいちそれを消すという
イタチごっこが繰り返されていたのだという。以下が和訳記事リンク先。
「辺境通信<笛をくばる人(翻訳)>〜林毅」
で、きのう夕方わたしのFacebookではそれをシェアしたのですが、
その内容についての雑感を記してみたい。

一読して、ようやく武漢の生身の血肉の感じられる「人間の声」が聞こえた。
世界を震撼させる疫病のなまなましい姿が、肉声で伝わってきた。
疫病との戦いは、敵を正しく知ることから始まるのだと思う。
しかし今回の疫病では、独裁政権の情報統制越しにしか情報が得られない。
「よくわからないことの恐怖」はウィルスを実態以上に巨大化させている。
最初にこのウィルス感染病について告発しその後死亡した李文亮医師は
彼女の同僚。彼女自身インタビューで告発の笛を「吹き続けられなかった」のを
「後悔」していると告白している。生々しい「幹部の隠蔽工作」が語られる。
〜「私を叱責した幹部は「我々は会議に出席する時も恥ずかしくて
顔をあげる事ができない。某主任が我々の病院のアイとかいう医師(彼女)を
批判したからだ。お前はプロとして、武漢市中心医院急诊科の主任として、
どう考えたらこのような組織の規律を乱すようなことができるんだ?」
これは彼が言ったセリフ一言一句そのまま。<中略>
「頭が真っ白になった。この人は私が仕事で努力しなかったことを
批判しているのではなく、この全武漢の発展のまたとない機会が
私ひとりによってめちゃくちゃにされたと言われているかのようだった。
絶望を感じた。」〜・・・どんな文学作品よりも心が揺さぶられる。

習近平政権は、自国の感染ピークが終息して「克服した」と。
発源地が中国ではないのではと責任転嫁キャンペーンまではじめている。
対して、米トランプ大統領はTwitterで明確に「中国ウィルス」と呼んだ。
危機はいまそこにあり、破局的局面も考えられる。

【道知事「緊急事態」19日期限でどう対応か?】


上の図は最近頻出の道庁HPの新型コロナ情報ページ図表ですが、
その上にかぶせたのは、きのうの段階での「新規感染者」ゼロの広報。
感染症の広がりというのは数学的に解析可能な事柄とされ、
社会の対応の仕方で感染ピークをコントロールすることが可能とされる。
その社会対応として国境の閉鎖、出入国の制限、集会の禁止や学校の閉鎖などが
行政判断で行われることが常識的なのだとされる。
事実、今回の疫病に対してもいま欧米諸国で盛んに行われてきている。
北海道は、政府に一歩先駆けて「緊急事態宣言」を知事が発出して
わたしども企業側もそのような方針に則して対応してきています。
知事さんからは2/28-3/19という3週間の期限が設定されてきました。
きのう現在で日本全体で朝日新聞デジタルを参照すると859人感染で、
北海道は148人なので占有率は17.2%。
人口規模でいえば 4.5%ほどのシェアなので地域として高い率を占めている。
札幌雪まつりという世界的なイベントが新型コロナ禍に重なったことが
大きく影響したと言えますが、まさに「課題」の先進地域。
日本有数、アジア世界有数の「観光地域」であることが逆風に働いた。
やむなく風評被害も発生したことは事実だろうと思います。
受忍しつつ、地域一丸で「緊急事態」対処に取り組んでいくしかない。

で、ようやくきのう3/17の道庁発表で新規感染者報告がゼロだった。・・・
もちろんまだ1日だけのことなので予断はまったく出来ない状況。
そういう状況の中で、明日19日に緊急事態の期限が到達する。
まぁ常識的にはなお一定期間の推移を見定める必要があるということでしょう。
一方【時事】電では、〜中国科学技術省は17日の記者会見で、
新型コロナウイルス感染患者の治療薬として、富士フイルムのグループ会社が
開発した新型インフルエンザ薬「アビガン」の有効性を臨床試験で確認した。
臨床試験は湖北省武漢市と広東省深セン市の病院で
計200人の患者を対象に行われ投与した患者の方が短期間に陽性から陰性になり、
肺炎症状なども改善したという。〜というニュース。
正式ライセンス契約を受けた中国企業が生産開始とも伝えられている。
日本でも臨床で投与開始されたと伝えられていたけれど、
中国の場合、感染者母数が大きく違うので臨床結果解析も進んだのだと思う。
ことは医療科学のことがらなので、専門的検証が進むことが望まれるけれど
世界的パンデミック状況に対してのひと筋の光明になればうれしい。
また他方で、トランプ政権は大胆な総額1兆ドル(107兆円)規模の
経済対策を発表して、すでにリーマンショックを超えたとされる
今次の経済危機に立ち向かうと宣言した。
各国政府も相応して経済対策を次々に打ち出してくることは明らか。
きょうからの東京株式市場がどう動くのか、すでにNY株価は1000ドル超の
上昇を示したとされるけれど、さてどう推移するのか。
心がけるのは時々刻々変化する状況を見据え、臨機応変の対応ですね。

【表とグラフ 状況認識のわかりやすさは?】


図表は上が北海道庁が発表している新型コロナによる感染者などの状況推移。
こちらの図では日々の新規感染者が棒グラフ化されてそのほかに折れ線など、
直感的に状況の推移変遷が理解出来るように思われる。
いかにも、道民の知りたい目線との「距離が近い」と感じられる。
一方下は、厚生労働省の同様のデータ資料表組み。
こちらでは確かに仕分けは明確にされていて、データの取り方の正確性に
ずいぶんと手間暇が掛かっていると思われる。
しかし少なくとも状況推移という目線はないということが一目瞭然。
っていうか、大衆がこの画面を見に来るとは想定していないと思える。
国民がどんなことに関心を持っているかというイマジメーションを感じない。
いかにも官僚的「正確性」を最重視している様子が明瞭。
で、わたしは一般大衆的に「状況を一気に理解したい」タイプ。
時間がなく、手早く正確な情報を手に入れてすぐに行動したいタイプ。
まぁじっくり時間をかけて調査研究するタイプではない。
そういう人間からすると、この下の表組みを見る度に
オイオイ、ポイントはどこなのよと愚痴を言いたくなる。


そう考えて、自分なりに「加工」して見やすくしようと考えたけれど、
どうもうまくいかない。
なぜか、感染者総数のすぐ右に「無症状」の方が先に来ている。
普通は「死者数」とか、重症の方が命に直接関わるので知りたいのだと思う。
もうこの時点で「見やすさ」ということは考えていないのではと思ってしまう。
しかし時間をかけてよく見てようやく自分なりにポイントが出てきた。
というのは一番左端の「総感染者数 794」に※がついていて、
それを確認したら「うち日本国籍者 576」とあった。
この点はまったく報道では知られていなかったけれど、
この数字からすると、日本国内で感染確認された外国籍の人が218人。
率にすると27.4%ということになる。
逆に言うと、日本国籍者は総数のうち72.5%であるということ。
現在人口で外国籍者の日本国内での「比率」はよくわからないけれど、
中国から常時100万人程度の「滞在人口」があるとは聞いたことがある。
その他の国のすべて計算に入れても2倍、200万人程度ではないか。
そうすると、総人口比1.5%程度になるので、そういう対比からは異常に多い数。
クルーズ船の人数についてはまったく除外しているようだし、
チャーター機での帰国者も別枠にしての数字。
純粋に日本国内で症状が出た人数のウチ、27%以上が外国籍だという事実。
これは冷静に押さえる必要があると思われる。
日本国としての最大の存在目的は日本国民の健康と安全を保守すること。
ただ、こういうデータが表面化しないのは、ヘイトどうこうとか、
差別がーとかいう「大声」が目に浮かんでくるので、
そういった「配慮」からこうした数字が大きくは情報発信されないのかと
思えても来る。しかし、これはこれで重大な情報ではないかと。

まぁこのデータはそのように「深読み」するしかない。
テーマは自分で考えてください、みたいな無表情な数字の羅列。
あるいはいろいろな「配慮」が働いて仕方なくこういう不親切な
データ公表に至っている、という側面もあるのだろうけれど、
税を負担している国民としては、もう少し、北海道庁の情報発信を見習って
わかりやすい情報発信をしてもらえればと希望しております。