本文へジャンプ

焼きそば政党・自民党

6010.jpg 6012.jpg
今回は与党圧勝だね。小泉って政局大好きな権力志向の強いタイプなんですね。
で、そういうものを裏のテーマとして、表向きは郵政民営化という「政策」に集約できる時期を選んでかなり周到に計算して選挙を仕掛けたんでしょうね。選挙に勝たなければならない、という政党指導者としては、まさにしてやったり。日本人の好きそうなものがふたつ仕込まれていたという意味で、ちょっとこういう選挙はもうないだろうな。
でもこの体制がしばらく、というか「与党」としては解散する必要がない、という形になって、さて、ほんとうに郵政民営化だけでよかったのか、というのが国民の間に浸透していく、ほんとうの意味での「政治ドラマ」なんだろうか。
前から小澤一郎が仕掛けた「2大政党制」ってのに、どうも違和感を覚えていたんですが、選挙の仕組みとしては確かにそういう方向になったのでルールはそれでいいとして、実際に競技者になる政党、一方の自民党は当然残るのは自明だけれど、じゃ、対抗馬はどこになるのか、民主党は果たしてそれに足るだけの大きなイメージと実態をもてるのか、どうしてもわからないんですよ。戦後社会で果たしてきた自民党の総体に対抗できるような政党って、にわかには難しい。
ここで民主党ってのを本当に根付かせられる指導者が現れるのか、次の選挙まで政治の基本になるのはこのテーマでしょうね。まずは結束できるのか、ばらばらになるのか。若い世代はホリエモンみたいな「勝ち組」志向が強いから、いったん負け組になった民主党が巻き返すのは、たいへんなパワーがいる。
って、きのうの続きは、すっかり選挙に飛んじゃったですね。
ま、写真は選挙に痛めつけられた民主党ということで焼きそばか、
それとも中身は何でもアリという柔軟な焼きそば政党・自民党っていう意味か、というところで。 
ぜんぜんオチになっていない、ざぶとん1枚はずします。 ではでは。

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」

You must be logged in to post a comment.