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LCCM住宅の断熱材

さて、土日と2日間休みが取れたので
ようやく原稿整理などの作業に着手できました。
でもまだまだ、たっぷり溜まっているので
連休中は楽しくお仕事、ということになりそうです(笑)。

で、今後のキーワードになっていくと思われる
「LCCM」であります。
説明していただけた建築研究所・村上周三先生によると
欧米のCO2削減目標は、ひたすら運用時のCO2に着目して
その削減から、マイナス化を考えるのに対して
日本が打ち出した「ライフサイクルカーボン マイナス〜LCCM」では、
住宅の建築時の材料、建築工程から
最終的な住宅としての廃棄時点でのCO2発生量もトータルで
マイナス化させようと考えたプロジェクトと言うこと。
そういう考え方から、
国のプロジェクトとしては大変珍しく
断熱材にはグラスウールが使用されています。
大体、判で押したように外張り断熱が採用されていたのですが、
やはり、省CO2を考えていけばある意味、当然の帰結とも言えるでしょうか。
グラスウール工業界は、大歓迎のようです。
ここのところ、住宅エコポイントの影響や
こうしたプロジェクトでの採用と、追い風が吹いている状況。
ただし、大震災で主要な工場が被災してしまったのですが、
ようやくそれも復旧できてきたそうで、
一時の品不足を解消して増産の体制が整いつつあると言うことです。

さて、きょうは連休の谷間の仕事日。
大いに頑張って見たいと思います。
しかも、夜にはキャンディーズ・スーちゃんの追悼宴会という
不謹慎な会合が予定されています(笑)。
ったく、なにを考えているのか、ですが、謹んで、
いそいそと行こうと考えております。

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