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【緊急事態対応でテレワーク環境整備】

先日成立した法律に則って本日、政府から「緊急事態宣言」が行われるようです。
理性による制御よりも社会ヒステリーが圧力にもなった側面があると思いますが、
発出される以上、それが効果あるべく国民一人ひとり、各企業ごとに
その施策に対して協力して災禍を乗り越える努力をすべきだと思います。

で、わたしどものような中小零細企業でも対応方法は考えねばならない。
当社の場合は基本的に情報製造業とでもいえるような業態。
雑誌の情報生産とWEBページの情報生産が基本的な仕事領域。
必然的に全業務プロセスがパソコンベースで進行している。
通常でも外勤の多いスタッフや、テキストベースの仕事中心の編集スタッフは
ノートPCが基本的な仕事環境。
そういう意味では「テレワーク」への対応は比較的に容易。
コミュニケーションの「会議システム」を活用し運用スキルを上げればいい。
そのような活動には徐々に取り組んできてもいました。
そのなかで情報生産の最終工程のデザインDTPスタッフの環境が
基本的にはデスクトップタイプで構成されていた。
複数モニタで作業スペースをたくさん表示させて画像やDTPソフトを扱う。
場合によっては動画編集などもありえるのでスペック重視になり、
ノートPCでは・・・、という不安が強かったのであります。
しかし今次事態ではやはり自宅でテレワークという環境整備は待ったなし。
ということで、当面ロースペック作業に回していたノートPCを
テレワークツールとして再整備する作業に急ぎ掛かっております。
具体的には3台のMacBookProをすぐに整備して、
いわば非常時のバックアップ環境の構築に取り組んでいる。
それぞれのマシンの環境補修、システムメンテナンス、ソフト環境構築。
バックアップと情報データの保守管理として外付けHDの整備も。
それにともなって、マシンの入れ替え作業が発生するので
入れ替えた方の環境の再構築、各種トラブルシューティングも並行作業。

テレワークと簡単に言うけれど、なかなか対応はメンドい。
各企業にとってはこういう自社独特の作業環境構築の方がメインであって
会議システムのどれを選択するのかというのは基本的には付随的。
まずは業務環境をいかに安定的に作り上げるかがキモだと思います。
わたし的にはこういった環境整備は対応可能ですが、
実際にテレワークの比重が高くなったとき、通信のトラフィックがどうなるかに
やや不安を感じています。
Facebook社は増大するWEBトラフィックに対応して応答速度を下げたと言われる。
実際、そういう肌感覚も持ちます。緊急事態宣言によって多くの企業で
テレワークが進展したとき、とくに会議などは動画データなので、
通信インフラが本当に耐えられるのか。未体験ゾーン突入ですね。
しかし、これは「働き方改革」の先行実施なのかも知れません。
前向きに未来開拓と思って取り組むしかないと思います。

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