ことしは暖冬でと書き続けていたら
ぶり返してきた寒波が襲ってきたようです。
わたしはいまは岩手県におりますが、札幌では8cmの積雪とか。
盛岡でもいま現在、降雪がきています。
やはり冬将軍、そうはカンタンには撤退してくれない。
写真は先週半ばの雪融けの進んだ状態での散歩路。
アスファルトの道を歩くだけではなく、
イキモノたちと出会うべく、雪道をあるいて向かったりもします。
この細い道もカモやオシドリたちが生息している池への道。
冬の間中、散歩する人たちも多いので
必然的にそうした道は踏み固められて
その足跡がたどれるし、とくにこの時期だと
その細い筋のような道を歩いた方が、足下はかえって安定する。
まさに人が歩けば道になる,という次第なのですが、
オモシロいのはその筋道が踏み固められている分、
固い雪になって、残っていること。
それ以外の箇所の方が土もあらわれていたりするのです。
ひとが冬の間中、活動的に動き回った痕跡が
むしろ、冬の名残を深く留めるものなのだと気付かされる。
ためしにこの踏み固められた雪道を外れると、
とたんに軟弱な地面でドロが靴の底面に付着してくる。
やっぱり冬道の名残の方が安定した路面を提供してくれる。
季節感は行きつ戻りつ、いろいろな表情を見せてくれるのだと
思い至らされる。
おっとっと、と足下に細心の注意を払いながら、
踏みしめながら、雪道をグリップしながらの散歩であります。
こういう散歩もそれはそれで、歩く楽しさがいろいろあるものですね。
さてそんなブログを書き終わったら、
盛岡市内中心部のホテル駐車場、まっしろ路面に変身。
これは冬タイヤのままにしていてよかった(笑)。
まだまだ桜の開花どころではない北国の状況であります。
Posted on 3月 24th, 2019 by 三木 奎吾
Filed under: 日本社会・文化研究
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