大失敗。
きびしいMacのトラブルに遭遇しております。
以前からMacの作業環境、その将来性について困難を感じています。
というのは、アップルではある時点からHDDを廃止してSSDに移行している。
このこと自体はIT発展のひとつのカタチではあるかもしれないし、
合理性はあるものと思っています。
ただし、この転換に於いてSSDの容量進化が予想以上に時間がかかっている。
結果として、あたらしい機種ほどディスクの容量が不足してきている。
以前(4−5年前)は500GB-HDD程度のディスク容量が普通だったけれど、
最新の機種では、基本は128GB-SSD程度になっている。
たぶんみなさん同様だと思うけれど、仕事をしていけば、
その必然として、過去データはどんどんと増えていく。
わたしの場合は換装可能な範囲でいまは、2TBのSSDにしている。
しかしMacでは最近機種ではほとんどが内部アクセスができなくなっている。
こうしたディスク容量のアップも、最近機種では不可能。
メモリすらもアップグレードできなくなっている。
ということで、わが社のMac環境総数30台ほどはこういった不自由な環境になった
直前の2012年段階までの機種選択に留めてきている。
仕事上のデータアクセスにおいてディスク容量を気にしながらの作業など、
考えられないからであります。
もちろん、社内での共有サーバ環境なども整備していくのですが、
それにしてもクライアントマシンのディスク容量は必要不可欠。
そういう状況で推移してきていたのですが、
やはり最新のマシンへの移行は徐々に進めていく必要がある。
壊れたり、買い換えたりという更新は待ったなしでやってくる。
そういった「作業環境管理」の考えから、どうしていくべきかと考え、
まずは自分自身で、どういう環境が作り得るか、
いろいろに試行をはじめようと考え、昨日アップルの店頭スタッフと話して、
必要なディスク容量確保手段として、iCloudの利用を勧められた。
たしかに作業環境の確保手段としてはひとつの考え方。
外部に大容量データが確保されれば、クライアントマシンでは
ディスク容量が小さくても作業の環境を維持することができる。
いずれは128とか、512GB程度のSSDディスクマシンに更新させる必要がある。
そのときの環境維持策の探索として、まずは自分の環境でテストしようと考えた。
中小零細DTP情報企業としては、トップがこういうことの判断基準情報を
身に付ける必要があります。
ということで、きのうiCloud利用を試行して見た次第。
きのうの夕方19:00くらいから「デスクトップデータ」をiCloudに移行させはじめた。
やってみたら、途端にデスクトップデータは「移行」し始める仕様。
すぐにデスクトップから「消えてしまう」のです。
最初はwifi環境で始めたけれど、遅くてどうしようもないので、
有線LAN環境にして、放って置いて7時間ほど寝た。
で、どうやら転送し終えたのは430GBの全データのうちの2GB未満。
まだ1%にも満たない(泣)。
しかしこの作業、中止して復元する方法はわかりやすくは示されていない。
わたしとしても、発見することができなかった。
いま現在はわたしのマシンの「デスクトップデータ」は「移行中」ということで、
うっかりは「中止」にもできない。
まさか、移行させるプロセスでいきなりデスクトップから消える仕様になっているとは
そこまでは想像することができませんでした。
現在は移行中なので、やたらほかの作業の処理速度が遅くなっていて、
しかもフリーズが多発している状態。大きく仕事環境が損なわれています。
ということで、写真のようにAppleのサポートに連絡して、
このドツボ環境からの脱出を計りたいと思っております。
あしたのブログでは、なんとか脱出できた報告をできればと念願しています(笑)。
やれやれ、ふ〜〜。
Posted on 6月 7th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: Mac.PC&DTP
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