ややカラダのあちこちから悲鳴が(笑)。
固い岩盤雪氷の体力勝負での解体撤去、諦めていたのですが、
その後、気温上昇とともにどんどんと消えていってくれて
駐車場の一部、ほとんど日射のない箇所約5m×4m程度になっておりました。
そうやって迎えた週末、一気呵成に全部を解体処理。
最大厚み箇所では30-40cmだった雪氷がごらんのような姿に変容し、
いまは、お日様のやわらかい日射にここちよさそうな晩年を迎えている。
この固い岩盤雪氷を割るのには、
垂直に振り下ろすツルハシが適材なのですが、
やはり割るには、最後腰から背中にかけての筋肉の力がこもる。
石を割るにも「スジ」があると言われるようなのと似ている。
20㎡という面積を10cm四方程度の氷に割り砕き、なお、
それらの残骸物を移動撤去させていくには、
それ相当の筋肉運動量と反発力吸収が必要なのです。
それが蓄積疲労となって、悲鳴に似た叫び声がカラダに積層する。
まぁ別に放置して、温度上昇にだけ任せる手もあるのですが、
お日様の加勢が得られるようになると、自然、そうしたくなる。
よせばいいのに、なんですが、ついやってしまう。
結局、北国で戸建て住宅を維持するには、
こういった体力勝負のところを超えなければならない。
人それぞれではあるのですが、北国人にはおおむねこういう心情がある。
この達成感(笑)は、やはりうれしい。
これで一段落付いたので、
これから春のいろいろなスタートに心が向かっていきます。
そろそろ早朝の散歩にもさざめいてくる。
クルマのタイヤの履き替えで、軽やかになるのもうれしい。
再生、更新っていうような春の気分が一気に高まりますね。
Posted on 4月 10th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅取材&ウラ話
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