一昨日は新住協北海道in帯広で帯広アパホテルに宿泊していたのですが、
きのうは札幌近郊の恵庭市で頼まれていた講演のために
後ろ髪を引かれる思いで、帯広を後にして、
一路、恵庭にクルマを走らせて移動しておりました。
新住協の方では、一昨日の住宅見学会・懇親会を踏まえて
勉強会セミナーが２日目の日程で組まれていた。
どっちかというと、そちらも興味津々だったのですが、
やむなく断念して会場を後にした次第です。
移動に際しては車利用だったのですが、
やはり前日の懇親会ではお酒をたくさん飲むので、
やたら睡魔が襲ってくる。
コーヒーやコーヒー飲料などを大量に飲みまくり、ガムを噛み噛み、
SAごとに眠気を覚ましながらの慎重運転で３時間弱で
ようやく恵庭の講演会場に滑り込みました。

このふたつのイベント、
受けていた去年段階からダブルブッキングで、
覚悟は決めていたのですが、
やっぱり日程的にきびしいのは否めませんでした。
寄る年波で、こういうアクロバティックな日程にはカラダが悲鳴をあげる。
きのうの講演では、人類学スパンの話題から身近なリフォームまで
ちょっとテーマを拡大しすぎて（笑）
まとめ方にやや苦労した感じでした。
でも、自分自身の興味分野は「見方」としてお話ししたいし、
このあたりは、講演の数をこなしながらまとめ方を工夫したいと思います。
ただ人類史的なビッグスパンの見方も交えた話の前振りについて、
目を輝かせて聞いていた方も多く、講演後一般の方たちから
「ウチの家の相談に乗って欲しい」と言われたりもしました。
もちろん、謝絶はさせていただいたのですが、
「家族関係づくりが人間の住宅の基本機能」という
歴史も交えた解明自体は、インパクトも感じていただけたようです。
自信を持って人間と住み処の関係の原理的解明は
今後とも深めていきたいと思っています。
なにより自分自身がいちばん興味深いテーマなのであります。
で、講演後、ちょっと親戚を訪ねた後、
高速に乗ったら、すぐに事故渋滞に直面。
延々としたノロノロ運転地獄に巻き込まれてしまった・・・。う〜〜む。

Posted on 3月 19th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: リプラン＆事業, 住宅マーケティング