わたしどもの永年の友人が経営するフュージョン(株)さんが、
今年2月に札幌証券取引所アンビシャスに上場されました。
同社会長である花井秀勝氏とは中学校の同期生で、
かれは学生生活をアメリカ西海岸で過ごしていた。
その後のIT革命の基盤になる空気感を体感していたのか、
帰国してからは印刷事業の構造革新を目指してきたようです。
わたしが札幌で独立開業して以来、かれの経営していた旧・札幌凸版印刷
(現・パラシュート社)に主要印刷仕入をお願いしてきている。
そんなことから安定的関係もお願いし当社事業を支えていただいています。
折に触れ業務的な提携もしてきていましたが、
主にかれが追究してきた市場調査業務と出版広告の違いもあって
そう頻繁には会う機会もないままでいたところで、
上場という、今回の壮挙にはまことに感銘を受けた次第です。
今回上場を果たしたフュージョン(株)は、印刷業界の周辺市場開拓の
先行的事業として、かれが取り組んできた会社です。
きのうはその祝賀会に呼んでいただいて、
前段のAIに関する北海道大学・川村秀憲先生の講演から参加。
祝賀会の方は、上場に関連した企業・専門事業者さんのほかは、
純粋な他業種参加はわたしだけで、あとはフュージョン(株)の
東京・札幌のスタッフのみなさんを中心としたかたちでした。
このあたり、実務的な花井氏らしい祝賀会でした。
上の写真はサプライズでの祝賀ケーキのお披露目の様子。
そういう会に先立っての川村先生の講演。
市場調査のベースになるビッグデータ解析の先端形、
人工知能についての最新の知見を学ばせていただきました。
先生はフュージョン(株)の社外取締役にもなられたということですが、
まさにデジタルネイティブ世代の最先端的知見。
クルマの自動運転が社会を変える可能性についての分析などは
思わず身を乗り出させられたところ。
パソコンやスマホが革新したはるか以上の革新が
人間社会にもたらされる未来を示していただけました。
そしてそれはAIの可能性のほんの一端であって、
さらに社会が大きく変わっていくことは必然とされていました。
講演後、先生とは短時間ながら話させていただき、
わたしの関係する住宅業革新についてのアイデアもいただきました。
今後、大きなテーマになっていきそうです。
その後、若々しいスタッフのみなさんとも交流させていただき、
まことに思いの深まる時間を過ごさせていただきました。
フュージョン(株)上場、まことにおめでとうございます。
Posted on 3月 12th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: リプラン&事業
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