きのうのブログの続篇です。お祝い事なのでお酒の話題。
ちょっと月曜日の朝からアップする内容にはそぐわないかも(笑)。
その点はお許しください。
会社上場のお祝いというのはそうはないこと。
で、付き物なのが、関係者による「鏡割り」。
もちろん、和食屋さんでいくらでも飲むことはできますが、
「鏡割り」をした樽酒を、そのままヒノキの升でいただくというのは初体験。
まことにニッポン的光景で喜ばしい。
って思っていたら、なんとデンマーク人スタッフも混じっていた(笑)。
会社名もフュージョンなので、こういうのも似合っていていい。
でもちょっと恐る恐るの感じもあったかも(笑)。
花井氏は「秀勝」という名前で、それからのイマジネーションからか、
選ばれた樽酒は「北の勝」。
この地酒は、北方領土に向き合う最前線の街、根室産。
名前も縁起がいいことから、よく知られているお酒。
また、この名前からも北海道から日本、世界に出て行こうという
大きな意気込みも感じられた。
そんな思いもないまぜに感じられて、
豊潤なヒノキの香りがことのほか重厚に感じられ、
ついついこのお酒を2杯ほどいただいておりました(笑)。
日本酒というのは、大体が木の樽で出荷されてきた。
全国の酒蔵を訪ねてみると、そういう樽が展示されているのに出会う。
先日書いた「地酒酒蔵と地域工務店」については、
多くのみなさんから共感もいただいたのですが、
たしかに日本酒と木の文化はやはり切っても切れない関係。
このように木の器で飲むときの日本酒の相性の良さは
他のお酒の敵うところではないと思います。
やっぱり升酒は日本酒の最高の醍醐味といえるのでしょう。
木の文化を共有するお酒と家づくり、
地酒が頑張っているように、地域工務店も負けられないですね。
Posted on 3月 13th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: おとこの料理&食
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