きのうから本格的にまた雪が降り始めて、
千歳空港では150本以上の飛行機がキャンセルされたとか。
この時期、住宅関係では北海道の冬の住宅見学に
本州各地からいろいろな視察などの往来がありますが、
一度は、完全にキャンセルせざるを得ない状況も経験しました。
とくに北海道だけではなく、東北をはじめ本州地区との交流の
つなぎ役を仰せつかることが多いので、
そのたびにハラハラさせられることが続きます。
そういう困った冬の寒さ、厳しさではありますが、
ふと目をやると、写真のような光景も見せてくれる。
この時期、郊外の雪原と化した田園地帯では、
地域を区切る木立のなかに、霧氷が張り付いて、
一見すると白い花が咲いたような状態になっている。
霧氷(むひょう)は着氷現象の一種で、氷点下の環境で樹木に付着して発達する、
白色や半透明で結晶構造が顕著な氷層の総称。
そういうなかでも、このような現象は
樹霜(じゅそう)と呼ばれるようです。
空気中の水蒸気が昇華して樹枝などの地物に付着した樹枝状
ないし針状の結晶。霜と同じ原理だけれど、層状に発達し、
特に樹木などに付着したものをこう呼ぶとされます。
きのう、沖縄からは冬の果実、タンカンをいただいたのですが、
北海道からの返礼としての「冬の花」は、こんなのではどうでしょうか?
本日はわたし、健康診断の予定ですが、
早朝、たっぷりと2時間、家と事務所駐車場の除雪作業(泣)。
家の方はまぁなんとか、し終えましたが、
事務所の方は、そこそこ粗ごなしの雪かき作業で終了。
年明け以降、あんまりドカ雪はなかった札幌地方ですが、
どうも今回の雪は札幌直撃型の石狩湾低気圧滞留によるもの。
まだまだ、延々と除雪作業に追われるのではないかと、
恐れおののいております。う〜〜む。
Posted on 1月 23rd, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 日本社会・文化研究
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