こうした発言について、この人は、謝らないのだろうか?
8月30日、国会議事堂前での安保法案抗議集会。
山口二郎法政大教授は安倍晋三首相に対し
「お前は人間じゃない」
「たたき切ってやる」
との暴言を吐いたとされる。
権力者とはいえ明らかに、一個人に対する言葉の暴力でなくてなんだろう。
普通に考えれば、こういう発言は言葉のテロと言われても仕方ない。
その場の雰囲気に高揚して、言いたい放題口走っている。
まことに言葉が先鋭化して、ヒステリーが昂進している。
あぶない状況が進展していると思う。
疑問が次々と湧いてくる。
安保法制反対派であれば、なにを言っても許されるのだろうか?
普段から人権を言いつのっている朝日新聞は、たしなめるべきではないのか?
こういうふうに考えるような人間は、「人間じゃない」のだろうか?
人間じゃない⇒殺されても仕方ない⇒たたき切ってやる。
こういう言葉の先鋭化の果てに、
本当にヒステリーと化した人物が現れてこないとも限らない。
それを、「人権派」といつも自認しているひとが公言して憚らない。
そして、こうした公然たる発言事実に対して
「報道しない自由」を発揮しているメディアが多い。
安保法制反対派メディアとして、こういった「騒然たる雰囲気」づくりが大切で
目的のために手段にはすべて目をつぶっているのか?
なにが「人権」か、と思わざるを得ない。
本来、科学的な態度で、冷静な論理で語るべき学者こそが
ヒステリーを煽っている状況。
これが、いまの時代の真実なのだ。
賛成とか反対とか関係なく、こういうヒステリーにだけは毒されてはいけない。
Posted on 9月 2nd, 2015 by 三木 奎吾
Filed under: 状況・政治への発言
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