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年代物・スケルトン化ガラケー

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iPhone6の普通のにするかはたまたプラスにするか、
その大きさを実機で確認したいと、きのう、朝早くauショップを訪れました。
なんですが、ショップにはまだ、実機は到着していないようで、
「似た大きさのは、これですが・・・」というように確認できました。

で、要件が片付きかけたとき、
ふとみると、高校同期の友人が手持ちぶさたにたたずんでいる。
「おお、どうした?iPhone6の申込み?」
と聞いたら、差し出されたのが写真のガラケー。
「いやな、契約の仕方でもっと安くなるハズなんで、変更申込みに・・・」
ということなんですが、
ガラケーを見させてもらったら、なんとも素晴らしい(笑)。
愛着を持って使い続けてきた様子がヒシヒシと伝わってくる。
外観を構成していた紫色の塗装はほぼ全面的に剥がれ落ちている。
ところどころに残滓が残っているという風情。
で、ほぼスケルトンとなって、内部の仕様が見えている。
「おお、カッコいいなぁ、・・・で、使えてんのか?」
「なんも、バッチリだ」
「そーだよな、俺たちくらいだとそんなにスマホの機能使えないしな」
と、iPhoneプラスを申し込んだことは脇に置いている(笑)。
「もう何年使っているか、憶えていないくらいなんだけど、
普通に電話とメールで使っている分にはなにも問題はない」
「どうせLineとか、SNSはやってないからな」
という次第。
 まぁあくせくと時代の変化に追従しているわが身ではありますが
こういう「筋の通った」使い方をしているヤツには敵わない。
そうなんですよね、便利さを追い求めるばかりじゃなく
ものとしての寿命がくるまで、使い倒してやるというのも
モノへの態度として、まことに共感できる。
「こうなったら、完全スケルトンをめざして、使い倒してやる」
「料金も徹底的に安値追求してやるんだ」
と、まことに見事に昭和の男を感じさせる(笑)。
男の生き方スタイルとして、フーテンの寅を超えるような
スケルトンガラケーの◎◎、をでもめざしてがんばって欲しい。
エールを送りたいと思いました。

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