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【鞍作止利の仏像に魅せられて 日本初の寺・飛鳥寺-8】

さてここのところ、飛鳥寺を巡っての記事連載。 いろいろと掘り下げて時代相などを見てきたのですが、 やはり飛鳥大仏さんの独特の表情に深く魅了されていたことがわかった。 止利仏師さんの作品世界に耽溺していたのですね。 上の写 […]

【宗教性が創造した歴史文化 日本初の寺・飛鳥寺-7】

日本史の中でその後の歴史進展に重要な意味を持っていた 仏教の伝来、その広布と統一権力の状況を見てきました。 建築として「石舞台」とこの飛鳥寺、そして飛鳥坐神社の3つは、 非常に象徴性を持った近接ぶりだと思わされます。 前 […]

【涅槃と地獄の往還 日本初の寺・飛鳥寺-6】

かつては広大な伽藍を誇っていたとされる飛鳥寺。 創建時の施主である蘇我氏の滅亡と共に歴史の中心から離れていった。 しかし断片的な情報からはいろいろな示唆が得られ面白い。 写真の上は「聖徳太子孝養像」と名のある厨子に収めら […]

【仏教と建築デザインの導入路 日本初の寺・飛鳥寺-5】

韓国・修徳寺創建は384年。 そこを起点として日本に仏教が導入され、飛鳥寺創建587年。 四天王寺創建593年、そして法隆寺創建は605年と考えられている。 この時期の日本は仏教導入期として矢継ぎ早にこれら寺院が建設され […]

【韓国修徳寺と建築技術伝承 日本初の寺・飛鳥寺-4】

初期の仏教建築を見ると大陸・半島社会との積極的な交流が浮かんでくる。 以前のブログでも韓国・仏国寺や法隆寺を研究してみたけれど、 この飛鳥寺建立に際しても東アジア世界の交流が見えてくる。 すでに飛鳥寺が韓国・修徳寺と姉妹 […]

【蘇我氏による大伽藍 日本最初期寺院・飛鳥寺-3】

古代史での飛鳥寺の存在というのは非常にセンシティブ。 大化の改新・乙巳の変以前の実質権力中心は蘇我氏であったことは 疑いがなく、その積極的な仏教導入策が国家方針となっていた。 当然、天皇権力もそれを支持したり追認したりだ […]

【大仏と仏師・鞍作止利 日本最初期寺院・飛鳥寺-2】

「鞍作止利」という名前は古代日本史のなかで深くこだましている。 小学校の時に専門は美術の先生だった担任の先生から教えられ 現存する飛鳥寺や法隆寺でかれが造形した仏像を知り、その名を 記憶に留めたとき、一種の崇高な残響が伝 […]

【飛鳥寺で古代雲母「きらら」出土〜産経歴史記事】

北海道に住んでいる歴史好きにはいても立ってもいられぬ好事の情報に接する。 作家・司馬遼太郎さんを育んだ産経新聞の歴史記事で 2021/10/11「蘇我馬子 創建の飛鳥寺から謎の雲母 埋納の装飾品か」 あ、有料会員用の記事 […]

【移動の自由抑制で情報の「偏差」顕在化】

感染症の状況はだいぶ落ち着いてきていますね。 出され続けてほとんどマヒ感覚だった非常事態宣言の解除でようやく 移動の自由の環境が戻って来つつある。 こういう「不自由」な環境って現代日本では初めて経験した。 県境をまたいで […]

【解体工事費増も「増税」か? マンション2棟解体 6,000万円】

雪虫に悩まされた日、早朝から勇壮な解体工事現場を通りすがった。 こういう工事現場に遭遇するとつい野次馬精神が強く喚起され 吸い寄せられてしまう(笑)。 「ほえ〜、こんな地下まで掘り返すんだ」 「そう、10mもコンクリもぐ […]