きのう仙台に入り、ひと仕事片付けた後、
本日の取材のために、岩手県奥州市水沢まで来ております。
で、プラザイン水沢というホテルに泊まっていますが、
このホテル、以前にも講演会をやらせていただいたりしている場所。
ということで、勝手も知っているのですが、
実はそれ以外にも、昨年末頃には気になっておりました。
大リーグ挑戦を明言していながらも、北海道日本ハムが敢然とドラフト指名した
大谷君と、球団が何回か契約交渉したホテルが、
その背景写真を見ていて、どうもこのホテルのように感じていたのです。
で、きのうホテルに入ったら、正面に誇らしげに
大谷君のレプリカユニフォームなどが置かれていまして、
「やっぱり」という次第でした。
一昨日の試合で先制の殊勲打を放ってくれたのですが、
その後、外野守備の時に芝生の切れ目で足をねんざしてしまった。
プロ野球選手というのは、ケガがつきものですが、
まだ若くて、体が十分に成長しきっていない大谷君、
ちょっと神さまがブレーキを掛けてくれたものかも知れません。
オープン戦などの投手としてのパフォーマンスを見ていると、
しっかりと育てば、オールジャパンクラスの投手になる可能性は高いという評価。
一方で打者としては、天性の柔軟性のある打撃を見せてくれていて、
どっちも夢を感じさせてくれる。
その上、受け答えを見ているとクレバーな感じが強く感じられ、
笑い顔がなんとも若者らしい清々しさがある。
なんとか順調に成長していって欲しいなぁと強く思わされる選手です。
どうも、ファン層は日ハムファンばかりではなく、
それこそ、スーパースターを待ち焦がれている
他球団ファンも含めて全国の野球ファンに支持が広がっている感じがします。
それだけに北海道日本ハムファイターズの責任は大きい。
ことしは、WBCは残念な結果になりましたが、
でもわがチームの中田クンや、わがチーム出身の糸井君など、
ジャパンの中心選手として活躍できたことは大きな財産になった。
とくに中田クンの今シーズンは、この経験が大きく成長に繋がっているようです。
やはり、日本の野球界にとっても、
スーパースターは育てていかなければならない。
そのひとつの大きな可能性を、わが大谷君は持っている。
球団の責任は重いし、また焦ることなくじっくりと育て上げて欲しいと思う次第。
天衣無縫に、投げて打って走って、というスーパースターの形を
オリジナルに作り上げてもらいたいと思います。
やっぱり野球の魅力はものすごいスターの輝きだと思います。
プロ野球球団は、そういった存在を育てながら、
同時にファンのために、勝つ野球もしなければならない。
栗山監督、今シーズンは先発投手陣戦力の整わないなか、
苦肉の戦いが続くだろうと思いますが、
中田クンの調子がいいのが、最悪の状態の投手陣の危機をなんとかしのいでいる。
で、なんとか勝てる試合をものにしていきながら、
投手陣の回復を待つしか、当面はなさそうであります。
たいへん難しい舵取りを強いられるペナントの展開ですが、
栗山監督には頑張ってもらいたいと思います。
ケガに負けるな、大谷君!
頑張れ、北海道日本ハムファイターズ!!
Posted on 4月 16th, 2013 by 三木 奎吾
Filed under: 北海道日本ハムファイターズ
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