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現場を伝えるIT活用

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っていうほど大袈裟な話ではありませんが、
スマホやケータイの携帯が常識になって、
いつでもどんなときにも、今起こっていることを人に伝えることが
いかに容易になっているか、を実感させられます。
写真は、わたしが関与したカミさんの実家壁面のモルタル剥離の現場写真。
ことしの多雪での影響がこんなかたちで出てきたものか、
その様子を写真に撮って、すぐにその写真をメールに添付して
工事を依頼した建築会社に送信しました。
写真はきわめて大量の「情報」を余すところなく伝えてくれます。
この場合は、剥離の部位・剥離の状況などが明確に特定されます。
工事のプロにしてみたら、まずは状況の把握と、
場合によっては、おおまかな対処方法も特定できるハズです。
こうした情報がすぐに伝えられることで、
建築のプロセスがたいへん合理的に進行していく。
「現場管理」ということが、
情報化の進展と共に、大きく変わっていくことは明白ですね。
これまでなら、建物の異変に気付いた住まい手が、
電話で状況を建築会社に伝達するとき、
建築的な語彙の少なさから、正確に事態を把握することが難しかったに違いない。
そうしたことが、相互の関係性の離反に繋がったりもしたと思われます。
写真を送信してしばらくして、建築会社からメールが来て
「了解しました。週半ばには行きます」という連絡。
作ったプロセスを正確に把握している建築会社にしてみると
この写真情報から、対処方法もすぐに起動できるものと思います。
実際にこうしたことを伝達してみて、
時代はほんとうにすごい進化を遂げているものだと、
あらためて、驚愕させられる次第であります。

さて、先週末、青森往復の出張が終わったばかりですが、
きょうからは仙台から、岩手県住田町、さらに陸前高田の復興住宅関連など、
4日間の日程で出張であります。
こういうふうにあちこちと飛び回れるのも
パソコンやスマホなどを持っていればどこでも仕事がフルに出来る、
ということが安心感を広げてくれている。
人間の仕事と言うことについての進化は、どこまで進展していくのか、
テクノロジーが進化していくわけですが、
さてその内容はどこまで進化していくのか、
まぁなんとか今のところは時代にそう遅れることなくついて行けていますが、
体力の涵養と、情報活用への深耕作業には
つねに細心の注意を払って取り組んでいかなければなりませんね。

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