東京に来るとサカナ、といえばアジですね。
大変庶民的で、はずれなくおいしい。
でも、アジって、だいたいが開いてある状態か、
タタキにして姿形を確認できないようなのしか見たことがない。
生きているのって、見たことがありませんでした。
ということで、ふと立ち寄ったお店でごらんのようなきれいな水槽。
「おお、開いたときのあの顔にそっくり・・・」
これぞ、もしやして・・・
「アジだよ」と板前さんの笑い声。
見ていると、群れを成しているさまも美しい漁体。
いかにも動きがシャープそうで、
「いよ、江戸っ子っ!」と声を掛けたくなるようなしなやかな身ごなし。
なにより、潔さそうな色合いのみごとさ。
大好きなんですけれど、惚れ直したような気分(笑)になりますね。
(なにをいうのさ、照れるでしょ、みたいな動き)
そのうえ、なんというか、目に力強さもあるサカナなんですね。
幸いにしてお願いした料理では、アジは避けまして(笑)、
ひたすら、きれいな水槽のなかの群舞に目を奪われておりました。
でも、残酷にも他のお魚をおいしく食べさせていただいた次第。
目も、口も大変幸せな一時を楽しませていただきました(笑)。
Posted on 9月 28th, 2007 by replanmin
Filed under: おとこの料理&食
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