いま、大車輪で準備を進めているのが
「東北の住まい再生」という企画。
大震災を受けて、さまざまに困難にさいなまれている東北の住まいの現状に対して
そのメンテナンスとか、リフォームの考え方、
故障したときの住宅設備機器の注意ポイント、
これから家を建てるときの留意ポイントなどを
わかりやすくまとめて、無料配布誌として、
広く東北6県で配布していこうという企画です。
基本的な経費は、全国の住宅関連企業様に協賛していただいてまかない、
もし、残余分が出れば、チャリティとして募金するというものです。
東北6県の県庁にお伺いして、
バックアップをお願いして回った次第ですが、
なんと、昨日、福島県庁様から「後援」の申請書類が届き、
様式を整えて申請する段階とのご案内を承りました。
まさに身の引き締まる思いがしてきます。
福島県はとくに、地震・大津波と引き続いた災害から
さらに、原発危機の現地として、
2重にも3重にも厳しい状況にさらされている中、
このようなご支援をいただき、言葉もないほどの気持ちでおります。
なんとか、この企画が日の目を見られるように
祈るような思いで、日々の作業に当たっております。
さて、本日は新住協の今後の基軸になってくる
ポストQ1.0住宅についての勉強会が開始されます。
発表から5年、ひとつの節目を迎えて
さらに今後の、住宅に求められるものを考えていく道筋が
どのような形のものになっていくのか、
きわめて興味深い動きが始まるといえるでしょう。
Posted on 4月 7th, 2011 by replanmin
Filed under: リプラン&事業
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