写真は朝の散歩路、札幌南西部の山岳地帯から流れ出る小川。
円山のふもとを縁取るように流れ下っている。
左側は円山の自然保護林で、右側は北海道神宮後背の杉林。
札幌の「扇状地形」はこのようないくつもの河川が複合して形成されている。
札幌の南・西側はこのような山岳地帯で、北に向かって扇状地形が広がっている。
で、北の方に流れている石狩川河口に向かって低湿地が広がっていた。
北海道でも最大の平野部が形成されているので、
この地を北海道の首府としたのは先人の知恵としてごく自然だったのでしょう。
南西部側の地盤は、山岳の岩盤の上にあり、
低湿地側に対しては標高も確保されているという立地条件。
朝方の気温がどんどん下がって来ていて、
いかにも「つるべ落ち」的な感じがしております。
散歩時の服装がどんどん重武装化してきている。
いまどきはダウンの内側の薄手の羽毛入り下地をまとってちょうど良い感じ。
本格的ダウンジャケットの手前くらいがピッタリの季節感。
なんですが、ランニングしている人はいまだに短パン仕様という人も見かける。
当方はズボン下にはやや厚手の下着も着込んでいるので、
こういう短パンを見かけると震え上がっております(笑)。
散歩道にはリスたちのうごめきが多数目撃される。
先日書いたように、落果がたくさん落ちているので、
それを越冬用食料として保存確保する作業にかれらは余念がない。
でもかれらは保存した土中の場所を全ては憶えていないので、
結果としては、植生の種延命継続に大いに役立っているのでしょうか。
あまりにも数多くうごめいていて、さらにかれらに餌やりする人もいるので
ほとんど人間を怖れることがなくその距離が非常に近い。
ヘタをすれば気づかずに蹴飛ばしてしまいそうなのであります(笑)。
徐々に落葉も始まっていて、山の色づきも目立ってきている。
ことしは中国韓国の観光客が激減しているでしょうから、
北の秋も本来の静かさで深まってきていると思います。
Posted on 10月 11th, 2020 by 三木 奎吾
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