きのう朝から、っていうか深夜から
Facebookがアクセス不良になっていた。
わたしは多くのみなさん向けにブログ情報発信しているのですが、
その基本的拡散ツールとしてFacebookを使っている。
毎朝、文字数1000以上のコンテンツを作成して、きのうもアップしようとした。
そうしたら、キャンナット。Facebook表示にすら異常に時間が掛かる。
WordPressからの投稿連携も機能していませんというアラート。
やむなく早朝のアップを諦めて仙台に出張に出掛けた。
新千歳空港に着いた11時半くらいの段階でようやくアップさせられた。
わたしがサイト不良をチェックしたのが早朝3時頃でしたから
都合7−8時間、WEB上のひとつのコミュニティが機能不全を起こしていた。
その後、丸1日程度の時間が経過していますが、
Facebook側からは今回の事故の原因について発表がない。
途中、早い段階でたぶん数時間後、
「これはサイバーテロではない」というアナウンスがあったとされている。
現在のFacebook利用者は全世界で22億人というように言われる。
かなり広範な「情報インフラ」が事実上、特定の私企業によって担われている。
このような現代世界は、アメリカのクリントン政権によって
かなり恣意的に作られてきた世界だと思います。
同時進行で、クリントン政権は日本の経済成長バッシングを行い、
その「構造協議」によって日本は独自のOS開発も事実上放棄させられた。
現在の米中貿易戦争に先行した世界史的事実だと思います。
生きている時間の中で、あのような軍事を圧力基盤にした恫喝を
目の当たりにしたと思ったけれど、
基本的な安保を依存させられた環境であってみれば、
あの当時の日本の対米交渉結果はやむを得なかったでしょう。
その後、アメリカではITが巨大産業化していった。
その結果、いまの「GAFA」と言われるIT独占企業群による
情報世界上での私企業支配が公然と行われてきている。
しかし、こういった状況ははたして永続性が担保できるのか、
きのうの状況を見ていて強く疑問を持たされた。
とはいえ、ほかにどのような選択肢もなく、情報は握られ続けるしかない。
現代の権力は情報という分野で全世界がほぼ単一の帝国主義的支配。
まぁ比較的に民主的な外貌をもってひとびとに接してきているし、
政治権力からも民衆からも一定の批判があって、監視機能は機能している。
かれらはアメリカ企業であり、それなりの民主主義を持っているが、
今後ともそうであり続けるのか,担保は心許ない。
そういう世界に対してより悪い権力操作の権化のような
中国共産党独裁国家体制下ではもっと悪質な運用がされている。
こういった情報世界のインフラについて
どう考えていったらいいのか、世界史はふたたび難しい問題と
やがて正面から向き合わざるを得なくなるだろう。
そういった怖れの予感を感じておりました。・・・
Posted on 3月 15th, 2019 by 三木 奎吾
Filed under: 状況・政治への発言
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