先日来、札幌円山公園の一角の池に生息している母鳥と6羽の小鳥を
定点観測的に観察してきております。
毎朝の散歩路での無上の楽しみ化してきている(笑)。
で、スタッフからそそのかされて試用してきているinstagram用テーマとして
ときどきアップしてきています。
この動画投稿はFacebookにも同時にアップされるので、
多くのみなさんからコメントなどをいただくことがあります。
そのなかで昨日、栃木県さくら市在住の方から、「オシドリですよね?」という
ご指摘をいただいたのです。
わたしは、散歩で出会うみなさんから「カモ」と聞いていたので、
カモ母子というように表現していたのですが、むむむ、というご指摘。
で、以前5月下旬にこの池周辺でたまたま土の上を歩いていた
「つがい」とおぼしき2羽の写真を思い出して、WEBで対照してみたら、
このカラフルな個体の方はどうやら「オシドリ」のオスのようだと思われる。
片方の方はメスのようなのですね。
かれらオシドリの生態はよく知らないけれど、Wikipediaを見ると以下の記述。
〜繁殖形態は卵生。4-7月に山地の渓流や湖沼の周辺にある地表から
10メートル以上の高さにある大木の樹洞(あるいはまれに地表)に巣を作り、
9-12個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は28-30日。〜
というようにあるから、観察していた時期に繁殖・育児の活動をする鳥類。
で、そこから下の写真のような母子7羽の様子を定点観測していることになる。
ただわたしは専門家ではないので、アースカラーの現在の羽根色と
下の写真の繁殖時期羽根色の個体が、同一のものであるかどうか、
定かには言い切れません。しかし、定点としてのこの池周辺で
これら一連の観察結果は共通している。
自然に考えれば、間違いなくオシドリの繁殖から子育て時期を
期せずして定点観測を行っているということのようなのです。
なんかうれしい(笑)。
繁殖時期のオスメスの羽根色は本当に蠱惑的。
かれらオシドリ種だけではなく、哺乳類であるわれわれも十分に魅了される(笑)。
でもまた、そこからヒナがかえって、母親が一生懸命に子育てしている様子にも
まことに深く命の尊厳を感じさせられています。
ということで、毎朝の定点観測にまた向かいたいと思います。乞うご期待(笑)。
Posted on 7月 7th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 「都市の快適」研究
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