全国の野球ファンのみなさん、ついにプロ野球開幕です。
って、もう1カ月以上も前の話なんですが(笑)、
ご存知の通り、前年度チャンピオンチーム・わが北海道日本ハムファイターズは、
開幕早々、未曾有のトンネルに突入しておりました。
開幕して一瞬、少しは勝ったかと思ったのですが、
その後は目を覆うばかりの戦いぶりで、一時は10連敗を記録していた。
っていうか、あまりにも負け続けるので情報を遠ざけざるを得ず(笑)
何連敗か、ほとんど記憶を喪失する術を身に付けるしかないという、
なんとも悲しいファンの悲哀を味わっておりました。
この間、悪夢のような試合ぶりには目を疑っておりました。
ただでさえ、若手中心のチーム作り、新陳代謝を活発にする方針のわがチーム、
数少ない名前を知った選手がどんどんと2軍落ちして、
4番の中田クンまでも、ちょっとした「ケガ」を理由に
事実上の打撃不振によって、選手登録を抹消されていた。
抜擢した若手選手は案の定、経験不足をまんま露呈して
バント失敗で絵に描いたようにチャンスを潰すと、連鎖反応で投手も乱れて惨敗という
泣くに泣けないような試合進行で終始していた。
スーパースターの大谷君も、足のケガで長期離脱。
昨年活躍してくれた岡選手も、
陽岱鋼選手の穴を埋めるどころか,不振が極まっての2軍落ち。
一方の投手陣も、開幕投手の有原選手にいまだ、勝ち星が付いていない。
頼みの救援陣も、左の主戦、宮西選手が何度も勝利をフイにする不振。
まぁまぁ、よくもここまでというトンネルぶりでした。
なんですが、ここまでの戦いぶりを冷静に見ていると、
多少結果が悪くても、ガマンして頑固にことしの戦い方を模索しているという、
そういった栗山監督の性根も見えてくる気がしています。
何回失敗しても、頑固に宮西選手を救援マウンドに送り出す。
っていうような戦い方が、かれの真骨頂であると気付く。
考えてみれば、昨年もスロースタートで、
なかなか浮上しなかったけれど、戦い方の基本線が整備されてからは、
他球団の選手に疲れが見えてくる時期を捉えて
一気にスパートを掛けてきていた。
そんな願望が事実になるかと期待させるように、きのうは11-0という完勝。
得点を他の試合用に貯金して使いたいくらいの大勝。
なにかそろそろ、ことしの戦い方が明確になって来たのではないかと。
まぁ、根拠の薄弱な「願望」段階ではありますが、
ここからの逆襲に期待したいと思って見ています。
でもまぁ、ダメならダメで、大いに選手育成に励んでももらいたい。
二律背反的でなまくらなファンですが、こんな気分で生温かく応援しております。
がんばれ、ダントツ最下位・北海道日本ハムファイターズ!
Posted on 5月 3rd, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 北海道日本ハムファイターズ
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