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映像の時代、かっこいい家をつくるべし

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さて今週は先日の函館で個人的に取材してきた古建築群、
旧岩船家庭園と建築を紹介したいと思っていたのですが、
きのうは北海道の工務店グループ・アース21の定期総会。
で、講演者に交流のある新潟・オーガニックスタジオ、相模さんが
サプライズで登場されていた(笑)。
ということなので、函館で個人的に取材してきた古建築群については
あした以降のブログで順次,ご紹介します。
なんでも聞いたら、アース21事務局からインターネットで直接
アプローチがあったということで、
「北海道で講演するんなら、三木さんから話が来ると思っていましたよ(笑)」
ということでした。ちょっと失礼してしまったかもしれません。
しかし経緯はどうあれ、これはいい機会と言うことで、
当社のスタッフにも声掛けして、講演を受講させてもらいました。

とは言っても、わたしも相模さんの講演を聞くのは2回目。
前回の講演からはまた進化していて、
十分すぎるほどの聴き応えで、感服しておりました。
ツボは、聞く人各人でそれぞれだと思いますが、
わたしが一番わかりやすく感じていたのは、タイトルのようなこと。
わたしなんかよりも、世代的に20歳くらい若いので、
住宅への感受性が直接的で、直感的だと思います。
マーケティング的にもそうなんですが、
カンどころの把握がまことに切れ味がいいと思います。
また、現実への感覚、人物への直感的把握ぶりがクッキリ明瞭。
そんなことから、昨年仙台で講演をお願いしたときよりも
今回のアース21のメンバーの反応ははるかにダイレクトでした。
北海道の住宅、ものづくりの主体も若い世代の作り手たちの感性が
どんどんと沸き上がっていくべきだと思っていますが、
どうしても、先行世代に対しての遠慮が感じられます。
まぁ、それ自体は当たり前だと思いますが、
わたしたち世代が、そんなことを目的的に仕掛けていく必要を
深く感じさせられます。
講演終了後、「松山千春みたいだ」という声も出ていました(笑)。
言い得て妙。
感じたことを真っ向からズバズバと語っていく小気味よさはまさにその通り。
こういった若い世代のはつらつとした突破力が
新しい時代を開いていくのだろうと、そう感じさせられました。

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