このところ、寒の戻りで春の足音が一進一退の札幌でしたが、
土日は、すっかり春の気配に包まれておりました。
坊主も、春休み最大の宿願、免許を無事に取得して、
そのお祝いでレンタカーを借りてのロングドライブに。
「初ドライブは、助手席でアドバイスを受けながらでしょ」
という本人希望だったので、やむなく付き合っておりました。
日本全体としては、いまはサクラの開花が最大の話題でしょうが、
遅い春をじっくりと待ち続けるのが北国の楽しみ。
残雪も、春の季語になる北海道からのうれしいお便り(笑)です。
上の写真は、石狩付近から北に位置する「暑寒別連峰」を見たもの。
雪というのは、白色が日射を跳ね返すので、
気温上昇通りには反映することがなく、なかなか消えてくれない。
しかしそれが、楽しいコントラストになって
春色に変化してくる海の色の明るさと、山並みの遠景の紫色とが
組み合わさって、飽きることのない光景を演出してくれる。
一方で、わが家前では、その下の写真のような
わたしの雪割り作業の結果の雪氷の塊群が
白と黒のコントラストを見せつつ、居座っている。
まぁ、人事を尽くして天命を待つ、といったところ。
自分の家のまわりはなんとか雪割りすることは出来るけれど、
残った残雪は、お日さんにお願いするしかない。
この数日で、ごらんのように家の前からはようやく雪が消えました。
ことしはほぼ4カ月の雪との対話だった計算になります。
本日は、坊主も東京の大学にふたたび戻っていきます。
ようやく人の活動も活発になっていきます。
北国にさらなる春を呼び込んでいきたいものだと思いますね。
本日は、住宅ネタをしばし離れた季節ネタブログでした。
Posted on 3月 28th, 2016 by 三木 奎吾
Filed under: 日本社会・文化研究
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