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フェリーから見るニッポン

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先般書いたクルマ、ついに交換ということになったので、
二度手間にはなったのですが、一度仙台へ取りに行って、
札幌までふたたび持ってこなければならない。
っていうことで、秋田からの帰り
天皇陛下も来られていて、警備状況もハンパなく、
戒厳令のような状況の仙台に一度立ち寄って
ふたたび、今度は東北道を北上して八戸からのフェリー利用で
札幌までクルマ陸送しておりました。
仙台からフェリーに乗れれば一番良かったのですが、
時間がタッチの差で間に合わずだったのであります。
仙台からの便は、1日1便で、八戸便は1日4便あるので、
本州ー北海道は、八戸が一番のルートなのですね。
でも疲れるので、仙台から北上まで走って1泊。
翌日、昼13時の便でフェリーに乗った次第です。

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フェリーに日中乗船するというのは、たいへん久しぶり。
大体、時間的にもったいないので、前夜に苫小牧を出て
ゆっくり体を休めて就寝するのが常なのです。
なんですが、今回は日曜日の移動だし、
はやく札幌に着きたいということで、天気のいいなか、
のんびりとした船旅を満喫ということに相成ったのです。
・・・っていうか、まったくヒマであります(笑)。
一応、ベッドもあるので寝たりもしたのですが、
夜もしっかりホテルで寝ていたので、
そんなには寝られない。
しかし、パソコンで作業するにもネットワーク環境は劣悪。
最近はそこそこ通信できるのですが、
それでも途切れ途切れなので、まともにはできない。
エクセルでの業務作業くらいが関の山でして
ひたすら、船外の日本列島風景を眺めていました(笑)。

人間の暮らしの方は、どんどんと
世知辛く、忙しくなってきているように思いますが、
自然の移り変わり、季節の変化は、
大きなリズムとして、波動して参ります。
東北と北海道を行ったり来たりしていますが、
最近は、むしろ東北の方で寒い思いをしたりすることが多い。
札幌という地域は、明治の先人のみなさん、
ホント精妙な地域に北海道の首府を開いたものと感心しています。
北海道にあって、自然環境としてはまことにいい。
そんな巨視的なあれこれを、海上から眺める風景に
重ね合わせて、妄想しておりました。
たまにそんな視点を持つというのも、楽しいモノであります。

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