先日友人のFacebookを見ていたら、
さりげなく北海道での演奏ツアーのことが書かれていた。
しばらくかれの生演奏を聴いていないし、
とても聴きたくなって仕方なかった。
友人の名前は、笹島明夫くん。
高校の同期生で、Jazzギタリストとして活躍している。
主な活動はアメリカだけれど、ときどき日本に里帰りしてくれる。
年末のシーズン、札幌で数カ所、ライブをやっている。
きのう、ようやく用事がない週末の時間ができて
聴いてくることが出来た、シアワセです。
今回のツアーでは、NYのJazzシーンで活躍する2人の
Jazzメンも帯同してきてくれた。
きのうのメンバーは
笹島明夫(ギター)
David Berkman(ピアノ)
Gene Jackson(ドラム)
重松忠男(ベース)
MIZUHO(vo)
という構成でした。
重松さんと、MIZUHOさんは地元からの参加でしたが、
David BerkmanさんとGene Jacksonさんはアメリカから。
わたしは音楽はもっぱら聴くだけなので、
解説的なことはできませんが、そういう素人でも
この2人の素晴らしさは、了解できた。
しかも、このふたりとも笹島君の軽妙な語り口と
スピーチやボディランゲージでもスウィングしてくれて
日本人のような「謙遜」のしぐさを披露してくれていた(笑)。
勝手に名付けると笹島も含めて「”Kenson” Brother’s」かなぁと。
趣向もいろいろで楽しく、終わってしまうのがさみしく感じたけれど、
力一杯の演奏を聴かせてくれて本当に感謝であります。
笹島も言っていたけれど、
たぶん、NYでのJazzLiveもこんな雰囲気なんだろうなと、
想像を巡らせられました。
白く雪が降り積もった札幌の夜景の帰り道、
クルマを走らせながら、
ある幸福感に満たされていました。
わたしたち高校同期も還暦を過ぎてきたけれど、
きのうまで続けてきて今日を生きていることに、
明日もまた、普通に前を向いて立ち向かって行く。
そういうことが、いちばんシアワセなんだと、
Jazzの一本道を歩き続けている友人に、
音楽という形の、メッセージをもらったように思いました。
Posted on 12月 14th, 2014 by 三木 奎吾
Filed under: 日本社会・文化研究
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