本文へジャンプ

秋霜まじかの札幌

1879

写真はきのうの札幌、わたしの散歩道です。
北海道神宮境内ですが、
最低気温はどうやら5度を下回っているようです。
夏物のジーンズに長袖のトレーナー、
その上に3シーズンのジャンパーを着込んでいましたが
やや強歩気味に、2.5km程度を30分で歩きましたが
体温上昇はそれほど見られず、震え上がっておりました。
そんな気温状況なのに、上下とも半袖半ズボンでジョギングする方もいて
風邪引かないのだろうかと、不安になるほど。
この時期の札幌、日中との寒暖差が徐々に強まってきます。
わが家でも、すこしづつ暖房を入れるようになっております。

こういった季節感も、やっぱりいい。
夏を超えたという実感が一気に迫ってきて
内省的な気分にさせてくれるものです。
北海道ネイティブの人間というのは、どんな人間模様が表れてくるか、
っていうような人間観察を、故司馬遼太郎さんは語っていましたが、
わたしは移住3代目という比較的にまだ年季の入っていない北海道人。
それでも、寒さとの対話の中で、
鍛えられてくる感受性の領域というモノがあります。
この時期、雪虫を発見したりする瞬間に
氷結から一気に融けほぐれてくるような感覚があります。
ある寂寥感のようでいて、でも豊穣さもある。
そんな空気感、好きです。

さて本日は、網走まである住宅団体の会合に。
日本の伝統建築美を追求されている松井郁夫さんを講師に
お迎えしての会合であります。
高断熱高気密と、伝統木造の異種格闘技戦(笑)
って、勝手に書いたら「お手柔らかに(笑)」って、返信が来ていました(笑)。
まぁ、冗談ではありますが、
こういう空気感は、対話にはふさわしいかも知れないと思っています。
どんな展開になるか、楽しみであります。

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」

You must be logged in to post a comment.