iPhoneの交換など、ここのところ
環境の変化がいろいろありまして、
なんとなく一区切りつけたほうがいい時期ってあるようです。
仕事の方の区切りも一応ついてきたので、
前からやんなきゃと思っていた愛機MacBookPro15の記憶装置を
HDからSSDに交換することに致しました。
わたしのMacBookPro15は、Macを過去18年近く使ってきた
その過去情報資産を受け継いできていて
データ領域節約のための情報の取捨選択には膨大な手間暇がかかるので、
記憶媒体は大容量にしておきたいところ。
で、2.5インチHDで1TBのHDとしていましたが、
記憶媒体としては、やはりHDには回転に伴う劣化進行の問題があり、
ようやく価格がやや下がってきたSSDの方が安定している。
そういうことで、SAMSUNGの1TBのSSDを通販で購入していた。
更新作業をするには、谷間のような祝日はピッタリ。
だったのです(汗)。
そう考えもせずに、HD交換はなんども経験しているので問題ないと判断した。
問題はHDからSSDにまるごと引っ越しするところで
間違いさえしなければ、ということなのですが、
「ここさえ気をつければ」というところでまんまとトラブル。
データ移行の設定で、「ソース元」と「移行先」のような選択場所で
つい、間違えてしまった(泣)。
まことにミスは単純そのものなのですが、歳は争えない。
やってしもうた。
判断直前に「よしこれが終わったら、データ移行に時間もかかるから温泉でも行こう」
と、雑念が入っていたのが致命的だった。
つい判断に、急ぐ気持ちが災いしてしまった。
普通、移行データが500GB近いので時間は数時間かかるはずなのに
移行はあっという間、3分ほどで完了した。
「???」と不安がよぎったときには、すべてが終わっていた。
500GB、18年分のデータがまっさらなSSDの情報に置き換わっていた。
汗汗、でありますが、
まぁしょがない。と、ゆったりと身構えていた。
というのは、最後の砦で、Mac標準のバックアップ、TimeMachineが事務所にあるのです。
休みでめんどくさいけど、やっちゃったものはしょがない。
このバックアップ外付けHDを取りに行って、帰って来てふたたび作業。
このTimeMachineには、作成されたバックアップが過去時間ごとに保存されている。
いろいろ段取りをしてから、この過去時間を見てビックリ。
なんと、最新でも2014.1.14という日付しかない。
ふたたび今度は切羽詰まった冷や汗がたらり。
で、ここでもまたまた判断ミス。
本当はここで冷静に視認できる情報選択を確認すべきだったのですが、
これしか目に入っていなかったので、
「やむを得ない」と2014.1.14時点への帰還を選択。
で、これには約5時間ほどかかった。
この間、消失したHDデータのレスキュー先を探したり
Appleのサポートに連絡したり、家族LINEで娘に相談したり・・・。
で、Appleのサポートと話しているウチに、
自分でようやく冷静になって、情報をまとめられるようになった。
というのはTimeMachineを直接見てみたら、ちゃんと2014.9.22の午後3時の
バックアップが存在している。
なのに、なぜ、選択可能にならないのか、という疑問に対する答がひらめいた。
わたし、内蔵HDをリネームしていたことを思い出したのです。
で、そうするとTimeMachineの方に、ふたつのユーザーネームがあった。
このうちのデフォルト表示されない方に、最新バックアップを発見できたのです。
ようやくトラブルからの帰還が叶った。
で、選択し直したら、きちんと表示され、
そこから5時間ほどの時間がかかって、ようやく内蔵SSDに環境が復元。
あとは、最新バックアップ以降の若干の情報リフレッシュ作業を経て全面復帰。
都合、12時間以上かかってのトラブル脱出でありました。
途中感じたのは、やはり人間ひとりだけでは判断にミスはあり得る。
そのときに、冷静になれるのは他の人との判断のシェア。
とくに身近な人間のサポートはいちばん力になると実感しました。
ということで丸1日、データ移行には時間がかかりましたが、
休日で、本当によかったなぁと振り返っている次第。
ふ〜〜〜、よかった。
Posted on 9月 24th, 2014 by 三木 奎吾
Filed under: Mac.PC&DTP
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