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かまぼこ探し・増毛散歩

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すごくいい天気が続いているので、
日頃のストレス解消ということで、日本海岸を北上して増毛まで
遠出してきました。
とくに目的はなく、カミさんとぶらり旅です。
まぁ、目的といえば前日も食べたおいしいかまぼこを探すことくらい(笑)。
どうも「かまぼこ」揚げたてっていうのにハマった感じでしょうか(笑)。
うまいんですよね、これが。
寿司とか、新鮮な魚ももちろんいいけれど、
下魚をミンチにして、練り製品にして揚げて食する、かまぼこって、
産地偽装だとか、ブランド崇拝とかもともとなさそうで、
味は、まずはずれがなくおいしい。
値段も、だいたいが安いと相場がきまっている。
おととい、小樽の「かま栄」さんで買ってきて食べたヤツは、
大ぶりの揚げたてで、6枚購入して、千円しない。
カミさんとすぐに車内で小腹を満足させたあと、
帰ってからの夕食でも立派に一品になっている。
っていうことで、食品不安時代のささやかな清涼感とでもいえそうな食べもの。
もともと、魚の練り製品であって、魚のうまみをブレンドで引き出す
というコンセプトなので、ウソ偽りは逆にない食品だと思うのです。
そんなことだったので、札幌からは130kmくらい離れている
日本海側のほうでのおいしい店を探そうか、くらいのリフレッシュ目的。
ただし、街を歩いているとつい、旧家とかに目が行ってしまいます。
増毛というと、旧本間家というのが重要文化財指定を受けた建築。
見てきたのですが、どうも重要文化財としては保存方法が?
という疑問もいくつか、ありました。・・・けれど、
案内していただいた方たちはたいへん熱心に説明していただけました。
最後まで、いろいろな質問に丁寧に答えていただき、
本当にたのしく見学することができました。ありがとうございます。
って本当にすいません、質問ばっかりしまくって・・・(笑)。
で、写真は持っていかなかったので、
ケータイ写真、ピンぼけなのでした・・・(涙)。
そんななかで、唯一まともに写っていたのが
この古色蒼然とした増毛駅前旅館の建物。
ニシン漁などでにぎわった時代を感じさせる建物ですが、
なんとも、こういう建築がタイムスリップして残ったまんまなんですね。
もちろん、営業はとうの昔に終わっているのだそうです。
築70〜80年は感じさせるものですから、
木造3階建ての必要構造は達成されていないだろうことは明白。
本来であれば、取り壊されるべきなのでしょうが、
このように残ってくれているというのも、素晴らしいと言えるかも知れません。
さて、かまぼこの方は、おあつらえ向きに揚げたてスナック風の小さい小屋があって、
なかなか繁盛していたので、2人でパクついてみました。
しかし、聞いてみると地元ではなくどっかの出店なんだとか。
ということで、もうひとあし伸ばして留萌の地元商店街のなかの
小さな店舗、鈴木商店さんで詰め合わせ1500円相当を購入して帰ってきました。
よせばいいのに、夕日の絶景で知られる岩尾別でポチャンと夕日見物温泉入浴までしたので、
すっかり遅くなってしまった。
また坊主と、いっしょに食べようと考えたのですが、
帰り着いたのは夜8時すぎ。
なので、あえなくかまぼこは夫婦ふたりの、空腹のつなぎとして
全部収まってしまいました・・・。
ごめんな、坊主。という申し訳ない次第でした。
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