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仙台発・最終便

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札幌と東北を行ったり来たりのここんとこ。
むかし、って45年前くらい。そのころは札幌からの飛行機って、搭乗すると私の父は北海道新聞に名前が掲載されていたんだそうです。それが兄たちの数少ない友達への自慢だったって聞いています。
それだけ珍しかった、あるいは場合によっては決死だった、ということのようですね。
時代も変わって、いまは通勤電車に乗るのとたいして変わらない時代。
仙台の空港もすっかり慣れた風景になっています。この空港、まぁ千歳と比べると小ぶりで親近感がわく建物。
ガラスとこのスチールパイプのような構造が顕されていてシンプルな印象。
この場所はチェックインが終わってからの待合い。だいたいが疲れ切っていて、こんなアングルでぼーっと中空を見上げている。ほとんど何も考えられない、つかのまの休憩時間。
夜になると独特の雰囲気が出てきて、わるくはない。
全体に曲線を多用した建物で、エントランスも曲面の屋根が特徴的です。全国の空港の中でもシンプルで使いやすい方の空港だと思います。体力勝負の羽田の歩き時間の長さには閉口しますよね。
疲れって、結局移動した距離に二乗するものなんだそうで、やっぱ、歳ばっかりじゃないんだと自分に言い聞かせて、「よいしょ」と重い体を動かせております。  ふぅ〜。

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