
写真は先般ブログで触れた「伊達市総合体育館」であります。
ことしの「北海道建築賞・奨励賞」を受けた建物です。
連休初日にカミさんと見学して来ました。
設計者・海藤さんによるプレゼンでもポイントとされていた
ハイサイドライト的な屋根部分横の採光を実際に見てみたくて
ドライブがてら行ってきた次第であります。
上部から下部に向かって引き絞られたような屋根形状で
鋭角的な部分にポリカーボネートの開口部が取られている。
断熱的な配慮もされて、しかも自然な採光が室内に取り入れられるということで
省エネ的にも、照明費用の削減にも繋がるデザイン的手法と思える。
ただ、プレゼンでも、室内での競技時には
この開口部にカーテンを閉めて照明を点灯していると話されていた。
まぁ理由は推測できるのですが、やや残念とも思っていた。
で、実際に見てみたくなったのですね。
省エネ的工夫としては、地元で採れる森林木材資源から作られる
ペレットによる暖房なども施されていて、配慮されている。
で、くだんの開口部採光であります。
ちょうどバレーボールの大会が行われていて、
案の定、カーテンが閉められて煌々とした照明が点灯していた。
まぁ、常識的に見て、スポーツ競技施設としては
有利不利がそれによって発生しないように、自然採光だけに頼るのは難しい。
競技中の上部空間が、明度の異なる視界環境になっていれば
「一瞬、ボールを見失う」というようなこともありえる。
そういう条件設定を避けるためには、均一性が担保出来やすい
照明に依存せざるを得ない、というのも了解可能。
まぁしかし、そうだとしてもそれ以外の利用用途の時もあるわけだから
自然採光がダメだとも言えない。
結果としてカーテンによる採光条件のコントロールもやむを得ない。
やはり現実と対話しながらの建築である以上、折り合いということも
不可欠なことになってくる。そんな印象を持ちました。
しかし地域のランドマーク性としての建築として見たとき、
この建物、やっぱりユニークな存在感で迫ってくる。
ながく伊達のシンボル的な存在として親しまれていって欲しいと念願します。
さて、きのうは青森での打合せで往復。
青森市内での「取材」もあったので、一昨日出発で
クルマで行って青函間をフェリーに乗る予定が
思わぬ暴風・高波ということでフェリーを避けて函館ー青森は汽車で往復。
青森ではレンタカーであちこち取材となりました。
遠距離の往復でしたが、運転は交代しながらだったので、助かりました。
しかしやや疲労気味ではあります。
連休明けの仕事段取り、年末に向かって大車輪が続いていきます。
ゆっくりと、しかしスピード感を持ってがんばっていきたいです。
Posted on 11月 5th, 2014 by 三木 奎吾
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北海道では木製3重ガラス窓が比較的多く普及している。
アルミは劣悪な断熱性能からほぼ駆逐され、樹脂のペアガラスが基本で
いまはそれでも3重ガラスの製品が増えてきている。
性能的にはそれで木製とほぼ同等までなってきたけれど、
しかしデザイン的には枠が木製の方が
いかにも「額縁」的で、周囲の風景切り取り効果・演出性が高い。
で、そのような性能を重視した窓では開閉方法が、
日本人に親しまれてきた「引き違い」ではなく、
より密閉性の高い外開きや内開きドレーキップの開閉窓が一般的。
断熱性重視で選択していくとそれが自然なのですが、
ただそうなると、和風のデザインで仕上げたいときに
使い勝手と、デザインの両面からせめぎ合いが出てくる。
写真は、北海道内での和風住宅の様子。
全体に和を意識した空間で、紙の障子越しのやわらかい採光と
さらに床面からの「バウンド光」を取り入れる地窓が開けられている。
操作は下のハンドル部分を回転させて、押し開く木製窓。
こういったデザインの時に地窓で開け閉めできる窓としては
左右に引き違い出来る方が、使いやすそうに感じるのだけれど、
なかなかに悩ましいところだなと感じる次第。
使い勝手としては、引き違い窓が左右の窓の交差部分の
金物を操作して開閉させ、そのあと左右にスライドさせるのに、
こちらでは、下のハンドルを回転させて押し開くことになる。
その「押し開く」ときに、
やや体動作の自由範囲が制約を受ける可能性がある。
引き違いであれば、ワンタッチ操作であろうところが、
やや制約的な動きに限定される可能性がある。
この辺のことが性能と使い勝手のトレードオフにならざるを得ない。
あと、デザイン的には窓ガラス面積が、アルミが一番大きくとれて、
樹脂や木製では、枠面積が比較すると大きめである、
っていうようなこともある。
そしてもうひとつ大きいのは、
和風の建具、障子などは基本的に引き違いなのに、
最後の窓だけが違う体動作になる、という部分も大きいかも知れない。
左右と前後という意識変化を強いられるのは、
それなりに心理ストレスをもたらすかも知れない。
寒冷地では、このような生活上の選択ポイントで
性能面を優位に考えるのは、ユーザー側も当然と考えるけれど、
和風を考えていくときには、
もう一歩、寒地住宅として工夫があっても良いかもしれない。
ただそのときにも、性能的な不利を受け入れないようにしたい。
このテーマ、けっこう長く続いていると思います。
Posted on 11月 4th, 2014 by 三木 奎吾
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2〜3年前に広島県を旅していて
先祖が眠る尾道を逍遙した際、ふと知り合った園山春二さん。
その後、Facebookでも名前を見掛けて、友だちに登録させていただいていますが、
なかなか面白い活動をされています。
写真は、お近づきの印にいただいた「福石猫」。
ありがたく、わたしのデスクに居続けてくれております。かわいい。
さて「福石猫」っていうのは、〜
広島県尾道市を拠点として活動するアーティスト、
園山春二によって生み出される丸い石に描かれた猫です。
日本海の荒波に長い年月もまれて丸く丸くなった石を約半年間塩抜きをした後、
特殊な絵具で上、下地を三度塗り重ねていきます。
その間7、8ヶ月。1つ1つ丹念につくられていき、
艮神社でお祓いをうけた後、晴れて福石猫になります。
ひとりのアーティストによる手作りなので、重さ、形、表情など様々。
身体をぐるりと巻く帯の模様には園山の遊び心が満載で、
ハート、鯉柄、招き猫、七福神などなど……
恋愛成就、商売繁盛、家内安全と結びつけて、手にする人たちに喜ばれています。
福を呼ぶ置物としてお店や家の玄関に置いていただくのはもちろん、
一緒に旅する旅石猫として、旅と出逢いをより深いものにするお手伝いをします。
〜という、能書きであります。
はじめは、物珍しさもあったのですが
そのうち、デスク上であちこちと移動させられ、
一時はほかの文房具と一緒になっていたり、行方不明にもなっていましたが
またちゃんと自分の居場所を確保して、
だんだんと良い場所に進出してきております(笑)。
いまや、わたしのデスク活動を常に監視してくれているかわいいペット。
そのうち、園山さんの念力がこの猫を通して
わたしをマインドコントロールしていくに違いありません(笑)。
そういう茶目っ気と、ユーモアがじんわりと伝わってきてくれてうれしい。
なにより、自然の丸石で、不定型な形状のままに
そのまんまの形で猫の表層を仮の姿にしているので、
まことに一期一会の造形感に満ちていて、個性的。
猫というキャラクターは、尾道の街の隠れた主人公でもあり、
見ていて、「また行きたいなぁ」という気にもなるくらい吸引力を持っている。
まさに園山春二さんの念力パワー、すさまじいものがありますね。
個人的に、江戸時代の仏師・円空さんの仏にも似た味わいがあると
ひそかに私淑させていただいております。
福石猫大好き、いまや完全に、トリコになってしまっています(笑)。
Posted on 11月 3rd, 2014 by 三木 奎吾
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きのうはカミさんと何軒かの建築、建築的空間の探訪。
最初に訪れたHOPさんの「備前焼」展示会になっているモデルハウスで
おもしろいインテリアを発見しました。
バイオエタノール燃料暖炉という代物だそうで、
たしかに炎は見えているけれど、煙突もなく、まさに炎だけがある感じ。
その炎も、やや青みがかっていて
いわゆる生物起源的な赤みではない炎。
ゆらめきがたいへん微妙で、モダンな印象を受ける。
以下、その説明。
バイオエタノール燃料の暖炉は「エコ暖房」として注目されています。
従来のような煙突付きの暖炉は、熱がほとんど煙突を上がって外に出てしまい、
部屋を暖めるには実は非効率的。
バイオエタノール燃料を使った暖炉なら、燃焼中に煙や煤、一酸化炭素を
排出しないため煙突や換気設備が不要となり、効率よくお部屋を温めることができます。
煙突工事が必要なく、既築住宅でも取り入れやすいのも魅力。
ということなんですが、
しかしいわゆる暖房のひとつとまでは考えにくい。
照明インテリアと暖房インテリアの中間的な存在のような感じ。
炎というゆらめきのあるインテリア装置といったところ。
北海道のような高断熱高気密が進んだ地域で
いわゆる主暖房ではなく、また、ウッディイメージではない
モダンデザインを志向した住宅のうるおいあるインテリア装置として
面白い効果が期待できるかも知れないと思いました。
このデザイン自体はイタリア製なのだそうで、
いかにも、ラテン系らしい軽快さが感じられますね。
さて、本日はあすの出張準備と、
さまざまな原稿関係のまとめ作業に最適な雨模様の札幌であります。
Posted on 11月 2nd, 2014 by 三木 奎吾
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2日間、東京に出張しておりました。
で、札幌に帰って来ての散歩道での癒され方が
普段とはまったく違う感じで深くこころに迫ってきておりました。
今回はなぜか、宿泊先を新横浜にした。
まったくはじめて使う電車での移動が多く、注意が必要なので
時間的にもせかされることが多く、やや神経的に疲れていたのか?
いや、どうもそればかりとは言えない。
どうも宿泊した新横浜って、まったくの真空的なビジネス中心地域で
うるおいというものがない、という印象だったのです。
ホテルの人に聞いても、
「散歩道〜?、そんなのありませんよ」という悲しいお答え。
「え、公園とか、川とか、神社仏閣とか、なにもないの?」
いやはや、人間的な精神性文化への無理解に閉口させられます。
いったいここの都市計画というのはどのように設計されたのでしょうか?
新幹線の駅が横浜とは離れて新設された当時のことは
話題にはなっていましたが、
その後の「都市の熟成」はどうなっていたのか、
少なくとも、人にうるおい環境を提供するはずのホテルの人間が
そのようにしか答えられないというのは、残念都市と言わざるを得ない。
っていうことで、北のわが家ホームに帰ってきて
毎日の散歩道のありがたさに、思いを致した次第。
わたしは北海道神宮境内と、その周囲の円山公園、
円山周辺自然保全地域を3kmほどの距離で散歩しています。
神宮境内はそれこそ日本的伝統的環境景観が施されています。
これは日本社会の伝統的アジール空間の考え方がデザインされている。
一方で円山公園は札幌都市をグランドデザインした
アメリカ北西部から「お雇い外国人技師」としてきた都市計画者たちの仕事。
そしてその計画の一環として、円山周辺地域は
北米的な「自然公園」環境が保全されているのです。
いまもアメリカ領事館はこの円山公園に隣接して建てられており、
欧米的な「環境」が市民に親しまれる形で、維持されてきている。
散歩道ではときどき欧米の方も歩いているのですが、
たぶんかれらのネイティブな都市計画にともなった自然公園環境が
伝統的日本アジール空間とシームレスに親和している様を
感じてくれていると思います。
札幌にいて、こういう先人たちの都市デザインを毎日感受できることは
まことにありがたいことなのだと、今さらながら
深く実感させられました。
きょうはこの時期としてはたいへんあたたかく、
また、やや朝霧っぽいおだやかさにつつまれていて、
空気に艶と叙情がある。
森がおりなす陰影、色彩、植物相のおもしろさ、小川のせせらぎ、
野鳥や小動物たちのうごめき、鳴き声などが、
渾然一体となったハーモニーで、心理疲労を癒してくれます。
気分がスッキリとして帰って来た次第であります。
Posted on 11月 1st, 2014 by 三木 奎吾
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きのうは住宅金融支援機構の本社屋内のホールで開催された
第1回住まいのリフォームコンクール発表会の取材。
主催は(公)住宅リフォーム・紛争処理支援センターが主催するもの。
わたしも立ち上げ時期に関与した「北海道R住宅」が、
新設された「ビジネスモデル武門」で「企画賞」として表彰されることになって
その内容を紹介する誌面の取材であります。
わたしも住宅リフォームということには
雑誌創刊時から関わってきている人間ですが、
はじめてこういったニッポンの中枢での議論の流れを聞く機会でした。
なんですが、そういう意味ではきわめて残念感のあるものでした。
とくにこれまでの流れの「作品部門」というのが了解不明。
そもそもリフォームコンクールという趣旨自体が明確ではない。
さまざまに取り組まれるリフォームの工事案件は
それぞれに趣旨と目的があって行われているものであって
その意味では、ある「解」に至っていることは当たり前。
もしそれらに優劣を付けるのであれば、
その「評価基準」は明示されなければおかしいと思うのですが、
一向に、そのような趣旨説明は行われない。
おぼろげには、いまの国の「住宅施策」の方向性のようなものが
断片的には窺えるけれど、
たとえば耐震性向上とか、省エネ性向上とか、地場産材活用とか
そういったフレーズが垣間見える、という程度。
結果として、プレゼンテーションの技法や情緒性レベルのことが
審査対象になってしまっている。
まぁムリからぬところではあるけれど、
なんとも、脱力感を感じさせられるところであります。
そういう旧態依然としたなかで、
新設された「ビジネスモデル部門」という試みは意義は高いと思えました。
北海道R住宅をはじめとして、受賞された3者によるパネルディスカッションは
ようやくにして、リフォームの本質論が垣間見えた。
そこでは社会の中で住宅リフォームが意味があるというアイデンティティに
それぞれに取り組んできた様子が表現されていました。
とくに東京の下町地区で2000件に及ぶ住宅について
年2回は住民のみなさんと住まいについて個別相談対応しながら
その価値の維持向上に日々努められている
丸山工務店さんの事例はすばらしいと思いました。
その発表の中で、その住民の建物を地域に住む工務店として
「住医」のように往診診察する姿勢を
継続してきている様子が発表されていました。
まさにあるべき姿であり、その通りだと思った次第。
本当に国がリフォーム産業を活性化させたいと思ったら、
本来なすべきことは、既存住宅についての明確な「カルテ」つくりであるべきです。
わたしたち北海道R住宅では、これまでの地域の官民学の総力を挙げた
「暖かく快適な住環境」という共通認識が、
そうした「カルテ」設計の基本にしっかりと据えられていた。
だから、建築工事にあたる人間ではない第3者、という厳密性まで担保して
「カルテ」をみんなで作って行ったのです。
そのことに蓋然性・妥当性があったからこそ、
さまざまな波紋を生み出し、社会的なアイデンティティを構築できていった。
このような「カルテ」に基づいて、
個別の建築事業者は、その住宅の再生延命に必要な作戦を立て、
具体的な、ユーザーにもすぐに理解出来る費用対効果も明示して
事業エリアの活性化を志向していくべきなのです。
そういう方向性でこそはじめて、ベンチャー的な存在も現れ出てくる。
そのような取材実感を持った次第であります。
Posted on 10月 31st, 2014 by 三木 奎吾
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みなさんは散歩、冬の間はどうされますか?
わたしは昨年までは大体、この時期くらいまでで
早朝散歩は断念しておりました。
朝、日の出が遅くなってくるので、出勤に出かける時間が押してきて
1時間も時間を取ることが難しくなることが大きかった。
でもそれは、家族、子どもの世話をしなければならない、
そういう時間を確保することが大きな阻害要因でもありました。
ことし、坊主が家を離れたので
夫婦ふたり暮らしになって、家事の分担割合が減ってきた。
比較的、「個人的に」使える時間が増えてきた。
もう一方で、ことしは紅葉黄葉がたいへん美しくて
こころに訴えかけてくる自然のうつろいが
まことに印象的だということがあります。
写真は、2〜3日前の散歩道
札幌円山公園の一隅の様子ですが、
数日前までは舗装道路にも一面に積層していた落ち葉が
北風に吹かれて寄せ集められて、芝生面に蝟集していた様子です。
こういった晩秋のやや寂寥を思わせるたたずまいもすばらしい。
色彩のページェントが終わろうとする瞬間の光彩がみごと。
でも、この先には、白と黒茶のグラデーションの美しさの世界もやってくる。
衣の世界でも住宅同様、「断熱・気密化」技術が進んでいるので
全身断熱気密のダウンジャケットをまとっていけば
寒さからは自由が、ある程度、獲得できている。
やはり日々、日本民族として「北に拡張した花鳥風月の世界」を感受したい。
そう考えて、可能な限り外歩きを続けたいと思っています。
そういえば、日本画家の第一人者で北海道にアトリエも持たれている
後藤純男さんは、冬の花鳥風月を描きたいということで、
真冬の旭川ー北見の間の大雪ダム周辺のブリザードの吹きすさむ中
身をさらして画業のインスピレーションを得ているといわれます。
危険ではあるけれど、花鳥風月というのはそういうものかと
頓悟させられる思いを持ちました。
そんな芸術家とは違いますから、まぁ、ささやかなことですが、
もう少し、冬の入り口くらいまで、散歩、継続させたいと思います。
まぁそのうち「散歩」ではなく、
「外歩き」程度にトーンダウンにはなるでしょうが(笑)。
ただその場合でも、靴だけは季節に合わせたモノが不可欠でしょうね。
いまでも、霜が降りた道路では滑りやすくてあぶない。
この辺は重装備にならざるを得ない。
この「重装備化」が、心理的な面倒くささの最大要因なんですが・・・。
そのうち、真冬の真っ白な猛吹雪の写真、ただの真っ白風景(笑)を
アップするかも知れません。悪しからず(笑)。
さて、そう言いつつ、
本日から2日間東京出張でして、早朝出発に付き、
本日は散歩出来ません(泣)。
でも東京でも散歩はできますので。
そういう楽しみもある。
ではでは、行ってきます。
Posted on 10月 30th, 2014 by 三木 奎吾
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年齢から来るのか、それともパソコン疲労から来るのか
よくわからないけれど、やっぱり視力の衰えは確実であります。
ここ最近、2年前くらいから、老眼が進んで、
パソコンを使うときには絶対にメガネが欠かせなくなってきた。
執筆編集などの作業では当たり前ですが、極端に視力を使う。
長時間作業していると、疲れ目が出て、肩こりや背筋痛なども催す。
そんなことから、ときどき眼科を受診します。
最近も診てもらってきて、「軽度の白内障」という診断もいただいています。
左側の方は、真ん中付近に出ていて、見づらさが強いよう。
それでも「初期」なんだそうで、ひと安心。
で、いろいろ先輩のみなさんから背中を押され続けていて
ようやく踏ん切りがついて、手術を受けようと思っております。
で、札幌市内での施術例がいちばん多いのは
どうやら札幌市立病院ということで
かかりつけの眼科医さんに紹介状を書いてもらいました。
最近は大型の病院では、このように町医者さんからの
「紹介状」がなければ初診も診られないということだそうです。
紹介状を書いていただいてから、
その旨を札幌市立病院に電話連絡して、
眼科の先生にアポイントメントを取って、
それから診断してもらうということになるのだそうです。
月曜日に連絡して、来週に診ていただくことに致しました。
その診断結果にもよるのでしょうが
両目の手術を受けようと考えております。
たいへん事例の多い手術だということで、まぁ安心できるのですが、
やっぱり不安はあります。
しかし、なんのために手術を受けるかというと、
目的はなんといっても、長く仕事を続けていくためであります。
「カラダは資本」というコトバがありますが、まさにその通りだと。
この、ありがたく親からいただいた資本を、十全に活かしきるために
自分に再投資するような気持ちであります。
たぶん、老後の生き方にも関わってくると思う次第。
自分自身を積極的に使って、なにかに役立っていきたいという気持ち。
おとなしくしている以外、あんまり頑張りようはないのですが(笑)
前に向かって歩んでいきたいと思います。
Posted on 10月 29th, 2014 by 三木 奎吾
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さていよいよカレンダーも残り少なくなってきて
あとは追い込みの2カ月であります。
スケジュールの調整がいろいろあって、整理整頓にあれこれ。
というような週初め、遠出することが多いスタッフの車両は
大急ぎでスタッドレスタイヤに交換しました。
本日は道内、平地でも積雪が予想されているということですが、
どうなんでしょうか。
初雪にはまだ冷え込みがきびしくなっていない。
いまの感じでは相当に重い雪がくるように思いますね。
わたしのクルマも連休明けには遠出する予定。
ということで今週中には、って、30-31日は東京出張予定なので
きょうあすにはタイヤ交換をしておかなければならない。
いろいろ気ぜわしくなってきます。
なんですが、北国人、こういう季節感が本当は大好き(笑)。
別に怖いもの見たさ、というわけではないんですが、
どうせ雪の季節は確実に来るので、
それならば用意万端整えて、「お迎え」するような感覚に近い。
雪が降ってくるその瞬間の静けさの感覚っていうのがあって、
雪は遮音性も当然持っているので、
サイレントな雰囲気が襲ってくるわけ。
その瞬間の変位、感覚のスウィッチというのが楽しいのです。
なのである意味、ワクワク感に近い。
その瞬間の共有体験が、身体言語で迫ってくるのですね。
幼い頃からの初雪に対しての身体記憶がみんなあって、
ことしはどんなふうにくるのか、と待ち構えている。
ただ、わたしの感覚ですが、
札幌は初雪はまだ先のような気がしますが・・・。
どうなのかなぁ、ワクワク。

と書いた後、さきほど、散歩から帰還。
で、やはり初雪を確認しました。
とはいっても、森の中でパラパラだったので、
はたして気象台、初雪と発表するかどうか、微妙であります(笑)。
上の方が雪時雨のような三角山山頂方向であります。
Posted on 10月 28th, 2014 by 三木 奎吾
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さて、金曜日の取材2件に続いて
急遽入ってきたのが土曜日25日の「リノベーションセミナー」。
この「リノベーション」という概念措定、
これまでの「住宅リフォーム」に対して対置的なスタンスを取っているので
どうにも取っつきが挑戦的に感じられて、
そのいい面ももちろんわかるけれど、一方で
「なんかよくわからない」という反応も引き起こしてきていると思います。
ただ、リフォームというコトバよりも好感度は高いかも。
まぁ日本的には住宅リフォームという一般語化した領域の中で
もうちょっと志向性を持ったプレーヤーの
この事業領域への参加が始まって、
そのかれらが、あるコンセプトを主張しているということか。
実はこの住宅リノベという動きについては
わたし自身もそのプロデュース的な役を仰せつかっていた
「北海道R住宅」の立ち上げ段階から、
「東京で、わたしたちの取り組みに対して注目しているグループがある」
というように情報が来ていて
北海道でのわたしたちは、「戸建て住宅」という領域を
主なスタンスとしたのに対してあちらではマンションのリニューアル、再生が
狙いであるとふうな情報を得ていました。
そんなことを聞いて、確かにマーケティング的には正解と思っていました。
こういった動きについて、国交省も大いに注目して
国の施策にいろいろと盛り込んできている実態があります。
で、わたし自身はこうした東京での動きとの接点もなく
自ら働きかける、というような立場でもないので
疎遠ではあったのですが、休日の土曜日午前中開催なので
ようやく接点が出来るということで、聞いてきた次第。
で、わたしも不勉強ではじめてその名前を聞いた大島芳彦さんという
「カンブリア宮殿」で取り上げられた話題の住宅設計者の講演がありました。
講演が開始する前には、下川町エコハウス設計者の櫻井百子さんも来られて
事前の情報収集も出来た次第であります(笑)。
まぁわたしが記載するよりも
多くのみなさんがかれの活動についてはよくご存知でしょうが
その「リノベ」手法は、コミュニティについての
あるいは人間関係についての再デザインというようなアプローチ。
高度高密度集中地域である首都圏地域では
人間関係ということについても、積層規模がハンパなく、
それに対して、ひたすらハイリターン期待の資本主義的アプローチが
続いてきたけれど、そのように人間関係無視ではなく、
いわば発掘的にそれを紡ぎ出して、
「リノベ」のコアアイデンティティに昇華させている。
まことに意表を突かれた思いが致しました。
そうか、そのようなアプローチがあったのか、と目を開く思い。
さて・・・、というところであります。
北海道R住宅では、持ち得なかったスタンスではあるのですが、
いわば「一般解」としてはどうか、というのが率直な感想。
しかし、ある意味で熟成させながら、考え続けていきたいと思っています。
Posted on 10月 27th, 2014 by 三木 奎吾
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