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自然が見せる花鳥風月

1905

みなさんは散歩、冬の間はどうされますか?
わたしは昨年までは大体、この時期くらいまでで
早朝散歩は断念しておりました。
朝、日の出が遅くなってくるので、出勤に出かける時間が押してきて
1時間も時間を取ることが難しくなることが大きかった。
でもそれは、家族、子どもの世話をしなければならない、
そういう時間を確保することが大きな阻害要因でもありました。
ことし、坊主が家を離れたので
夫婦ふたり暮らしになって、家事の分担割合が減ってきた。
比較的、「個人的に」使える時間が増えてきた。
もう一方で、ことしは紅葉黄葉がたいへん美しくて
こころに訴えかけてくる自然のうつろいが
まことに印象的だということがあります。
写真は、2〜3日前の散歩道
札幌円山公園の一隅の様子ですが、
数日前までは舗装道路にも一面に積層していた落ち葉が
北風に吹かれて寄せ集められて、芝生面に蝟集していた様子です。
こういった晩秋のやや寂寥を思わせるたたずまいもすばらしい。
色彩のページェントが終わろうとする瞬間の光彩がみごと。
でも、この先には、白と黒茶のグラデーションの美しさの世界もやってくる。
衣の世界でも住宅同様、「断熱・気密化」技術が進んでいるので
全身断熱気密のダウンジャケットをまとっていけば
寒さからは自由が、ある程度、獲得できている。
やはり日々、日本民族として「北に拡張した花鳥風月の世界」を感受したい。
そう考えて、可能な限り外歩きを続けたいと思っています。
そういえば、日本画家の第一人者で北海道にアトリエも持たれている
後藤純男さんは、冬の花鳥風月を描きたいということで、
真冬の旭川ー北見の間の大雪ダム周辺のブリザードの吹きすさむ中
身をさらして画業のインスピレーションを得ているといわれます。
危険ではあるけれど、花鳥風月というのはそういうものかと
頓悟させられる思いを持ちました。
そんな芸術家とは違いますから、まぁ、ささやかなことですが、
もう少し、冬の入り口くらいまで、散歩、継続させたいと思います。
まぁそのうち「散歩」ではなく、
「外歩き」程度にトーンダウンにはなるでしょうが(笑)。
ただその場合でも、靴だけは季節に合わせたモノが不可欠でしょうね。
いまでも、霜が降りた道路では滑りやすくてあぶない。
この辺は重装備にならざるを得ない。
この「重装備化」が、心理的な面倒くささの最大要因なんですが・・・。
そのうち、真冬の真っ白な猛吹雪の写真、ただの真っ白風景(笑)を
アップするかも知れません。悪しからず(笑)。

さて、そう言いつつ、
本日から2日間東京出張でして、早朝出発に付き、
本日は散歩出来ません(泣)。
でも東京でも散歩はできますので。
そういう楽しみもある。
ではでは、行ってきます。

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