かねがね、ファックスの非効率さにはあきれております。
基本的に画像がモノクロでしか表示されない。
細かい部分が不鮮明で判読しにくい。
迷惑ファックスが多い。紙を損させられる。
機器のリース料金などなど、不満点は多い。
通常ビジネスは、いまはほとんど電子メールの添付ファイルが増えてきたけれど、
そういった環境の中では、いかにも過去の遺物的存在。
なのに、基本料金は月々2500円ほどかかっている。
っていうような思いを持っていたときに
インターネットでのバナー広告を発見。
それも水島新治さんのマンガのキャラによる広告です。
一般にWEB広告では表現にあんまりお金をかけないのが多い中、
そうか、こういうコミュニケーション作戦はありかな、と
新鮮に頭に叩き込まれたのですが、まぁそれは別にして
「あんたら、まだ紙のファックスかい!」
っていうキャッチコピーは、まことに直球で受けた。
で、さっそくそのHPに記載されている
「いますぐ申し込む」ボタンをクリックした。
そうしたら、2営業日中に担当者がお伺いします、みたいなことが書いてあった。
まぁいろいろ確認してみたいことはあるけれど、
説明に来てくれるものと思っていました。
ところが、翌々日に来たのは電話。
で、HPでの「申込み」はすぐに契約するということを表しているそうで、
了解いただければ、契約書類PDFをお送りしますから、署名捺印して
すぐにファックスしていただければ結構です、という案内。
なんですが、そうはいわれても既存のファックスはどうするのかとか、
電話の工事会社との連絡は、とか、料金体系は、とか、
疑問点が山ほどある。
電話工事屋さんのように説明をしてくれるというわけではないようです。
なんといっても、東京で電話対応だけしているようで
早く次の案件に移らなければ、という相手方の心理が明瞭に伝わってくる。
で、電話での問い合わせというか説明が終わって
PDFがメールに添付されて送られてきた。
これは、「契約書」と、その書き方説明のA4書類が2枚と、
そして、小さい字でたくさん書かれた「契約書詳細」3枚。
説明の一々に注釈がそれぞれついていて、全体を把握することが困難な
「もともと知っている」人の確認用文書、とでもいえるもの。
この「もともと知っている」というレベルが、
その後判明するように、NTT担当職員でもわからない、というレベルなんですね。
やむなく、これではラチがあかないと観念して
いつも電話工事をお願いしている会社にヘルプコール。
そうしたら、その会社ではこのNTTの新サービスは扱えないのだそうです。
「親しくしているNTTコミュニケーションズのひとを説明に行かせます」
ということになった次第であります。
ううむ、なかなかに手強い。
<長くなるので、また明日続けます。>
Posted on 1月 25th, 2011 by replanmin
Filed under: リプラン&事業
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