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【新型コロナ新規感染者5/17 全国24:札幌6】


どうも、最近の新規感染者発症状況を見ていると、また北海道札幌の比率が高い。
というか、他地域が加速度的に減少傾向を示しているのに、
いっこうに札幌市内の事例が減らない傾向にある。
札幌ではとにかく「クラスター」感染が多発している。
最近急増している箇所は、介護老人保健施設での集団感染事例。
1施設で80人以上の感染者数になっていて、しかも低減化が見えない。
5.15朝日新聞北海道版記事によると、
「4月21日、介護老人保健施設(老健)と1階でつながるデイケアセンターで
1人の感染が判明。施設間で職員や入所者の行き来は頻繁ではなかったが、
同じ休憩所やトイレを利用することもあった。21日以降は出入りを禁じたが、
26日に初めて老健の入所者の感染が判明すると、一気に広がった。・・・
施設に残る入所者の半数以上が感染しているが、さらに感染者が増えており、
隔離が必ずしもうまくいっていない実態が浮かんだ。・・・
市によると、14日に入所者4人の感染が新たに確認され、感染者は入所者64人、
看護や介護の職員ら17人の計81人にのぼる。」<要旨抜粋>
と言うような記事で、なんとも滅入ってくる気分に打ちのめされる。

しかし、以前からそのクラスター状況は報告されていた。
「まぁクラスターなのだから、対処法は確立しているはず・・・」と
思って過ごしていたけれど、いっこうに沈静化せずむしろ猖獗を極めている。
記事でも、札幌市の担当者から
「感染者の発生状況から見ると、隔離が十分機能していないのではないか、
との反省はある」と認める。同会と相談しながら、隔離の徹底を検討するという。〜
ということから、きのうの発表で合計14人からなる外部チームが
状況をコントロールすべく入所するとされていた。
このような介護老人保健施設はそれこそ全国に多数あるはずだけれど、
なぜ札幌では抑制対応がうまくいかないのか、とは疑問に思う。
どうも最初期のクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」の悪夢の再現のようだ。
写真のように遅い「八重桜」満開ではあるけれど、まだまだ朝晩は冷涼な気候が続く。
全国でもいち早く感染が拡大し、そしてもっとも遅くまで拡大し続けるのかと、
おののくような無常さを感じております。
たとえ感染者数が減少に至っても、新型コロナ要注意地域と受忍せねばならないかも。
秋冬の寒さはまた全国に先駆けて早くもやってくる・・・。
5月末までの期間でなんとか、国の定める基準をクリアしてほしいと
切に祈るしかないと思い定めております。

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