いろいろな時期に北海道からそれ以外の、とくに関東以南に移動すると
花の違いに癒されたり、驚かされたり知りたい欲求が盛り上がったりする。
今回もセントレア空港を往復したけれど、
この写真の花がそれこそ行く先々で目を楽しませてくれていた。
ちょっと前のハナミズキにも色合いが似ているけれど
花の様子、枝振りがまったく違う印象。
で、そういうときの「この花の名は?」系のアプリで
写真をアップすると親切な人たちから教えていただける。
以前にも札幌市内でまったく見たことのない花を見つけて教えていただいた。
こちらは「アスチルベ」という花だそうで、
名前もまったく聞いたことがなかったヤツでした。
今回出会った花も、なんとなく似た花の色合いではあるけれど
枝振りとか、大きさとかまったく違う。
ただ、わたし的にはこういった色合いの花には強く惹かれるのか?
で、最初の写真の花の名は「サルスベリ」だそうであります。
本州地域のみなさんにはありふれた花の名でしょうが、
北海道人にはほとんど目にすることがない花であります。
札幌中心部の大通公園の花壇は地元の園芸業者さんたちが
腕をふるってくれているようで、そこでは姿を見せているという情報。
なんですが、一般的な家庭のお庭ではほとんど見ることがない。
調べてみたら、自然状態ではほとんど津軽海峡のラインを
越えることのない花のようですね。
よほどの「育成力」がなければ花を咲かせられないのでしょう。
寒ツバキなど、北海道では咲かない花たちとの
こうしたふとした遭遇は、移動交通の発達したこの時代だから、
共有しうる経験知だとありがたく受け止めております。
しかし名前もいいですね、サルスベリ。
Posted on 9月 13th, 2019 by 三木 奎吾
Filed under: 出張&旅先にて
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