そろそろお酒は切り上げて帰ろうかと思ってトイレへ。
慣れない街なので、案内看板の類もしっかり確認しようと・・・。
おいおい、であります(笑)。
さすがであります。コテコテ感が充満している。
キタはナンバよりも気取っているとされるのに、これかよ、というところ。
しかしこういうメンタリティにはホンマ、圧倒される。
この場所は一応は「公共的」な空間のハズであります。
正確にはどうなのか、このあたりはハッキリしない。
なにしろ梅田の地下鉄駅にすぐという地下街で、どこのビルの地下になるのかも
よくわからない場所ではある。
公共という概念と私企業の公共へのブリッジの淡い境目ということか。
しかし公共性が高い場所であることは間違いない。
まぁ東京であれば、こういうのは通用しそうもない。
街全体に「許さない」感が充溢している。
まちがいなく「許せない誰か」さんからの「タレコミ」などですぐに修正勧告が来そう。
なにしろ、南青山にはなになにがふさわしくないと言い切る輩がいるくらいなのだ。
また東北一円ではこういったギャグはまったく通用しないだろうし、
北海道だったら「なんも、いいべさ」・・・とはならない。
「なに書いてるのさ?ハンカくさいんでないかい」という反応かなぁと。
っていうより、酔っ払いすぎたらこの時期、凍死・行き倒れの可能性もある。
いずれにせよ、公衆トイレはあくまでパブリックな場所で
そういう場所に、落書きならいざ知らず、正規のPOPとして
こういう表現はなかなか他の地方では存在しにくい。
しかしそこが関西らしいというように感動する部分も大きい。
鉄道でもJRを圧倒するほど私鉄が充実しているし、公共交通機関というのが
私企業が担っているケースが圧倒的に大きい。
そういった私企業が生み出す公共意識には、こういうのを許容する文化がある。
北海道の田舎の純朴人間には抵抗しようもありませんね、もちろん。
しょがない、もう1軒は行くか、となってしまった・・・(笑)。
Posted on 1月 5th, 2019 by 三木 奎吾
Filed under: 「都市の快適」研究
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