一昨日、恒例のランチミーティング終了後、長兄から電話。
「彼岸で墓参してきたら、墓石がけっこう被災していた。」という情報。
忙しさにかまけていて、お墓の方まで意識が行っていませんでした。
わたしの実家とカミさんの実家(父方と母方2基)合計3箇所に墓参するのですが、
それらは、札幌里塚霊園という墓地に集中しています。
「ウチのは灯籠だけ被害だけれど、そっちのかみさん実家のヤツはズレている」
という知らせをもらいました。ご先祖さまに申し訳がないので急ぎ確認に。
写真はカミさん実家の周囲のお墓の被災状況であります。
ところどころ集中的に被害がみられます。
上の写真例では墓石自体が落下してしまっている。
下の写真では端っこの墓なので、側面の土留めのような石が散乱している。
カミさんの実家の方は、本来の位置から5度くらい墓石の方向がズレていた。
手で動かそうと試みましたが、まるでビクともしない。たぶん数百キロ重量。
修復させるには重機が必要かも知れないと判断できました。
灯籠も一部が欠損し、部品を重ねて乗せているだけ構造で散乱していた。
まぁ一部が欠けていると言ってもそもそもが砂岩のような石なので
若干の欠き込みが出来た程度と考えれば問題とは言えない。
こっちの方は手で持てる重さなので、再度重ねて積み上げてDIY再構築。
墓石というのは基本的に重たい石を重ねているだけの「構造」なのですね。
そのような「構造」なら、対応はその程度でいいと考えました。
一部ではモルタルなどで接着を試みている例もありましたが、
その程度ではムダな抵抗でカンタンに落下するものもあるようです。
で、長兄からの報告では灯籠の再積み上げ修復にも若干の費用が掛かり、
その上、年内工事は集中でとてもムリで、来春以降と言われている。
しかし重さだけで持たせている構造では、イタチごっこのような気もする。
「その場しのぎ」的なことに費用は掛かってしまうのだと。
住宅建築の世界にいると、構造安定維持が大前提でそのコストを負担するという
常識が基本なので、どうもなんともなぁという感は否めない。
まぁしかし信心に関わることなので応分負担で修理ということにしました。
地震の影響って、こういう普段は気付かないようなことも含めて
まだまだあり得るのでしょうね。地震大国ニッポンを再認識。
きのうお伝えした「アゴラ」での拙ブログ記事掲載、
けさ確認したら、記事アクセスでトップになっておりました。
このサイトは月間ページビューが1,000万を超えるということですので、
単純に言えば、1日30万くらいはあるということで、情報拡散されているようです。
多くの人にPV1kw北海道全戸配布という意見を聞いていただければうれしいです。
Posted on 9月 27th, 2018 by 三木 奎吾
Filed under: 日本社会・文化研究
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