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【オシドリ、芽吹き 格別の春もうすぐ開花】



4月の初めには関西出張があり、
堺市に滞在していてサクラ満開を味わっていて、なおそれから半月。
寒暖の落差はいかんともしがたく、北海道はまだ寒い。
それでもようやくにして、春の気配が強まってきました。
わたしも一時期の住所不定状態から、ようやく家に戻れて
本格的引っ越しはまだですが、起居は住み慣れたわが家でしています。
でもいろいろスケジュールがあって、朝の散歩はままならない。
ときおり行けるときもある、という日々であります。
今週はじめに散歩に行けたとき、いつもの北海道神宮周辺で
ごらんのようなオシドリの一群と遭遇。
積雪の時期もときどきは散歩していて、しかしそのころには
まったく影も形も見えなかったかれらの冬毛の美しい姿を確認。
「おお、無事に冬を越したか」という感慨に浸った。
オシドリの生態には詳しくはないのですが、
やはり積雪・冬の時期には本州温暖地などに渡っていたのだろうと思います。
ようやく雪が融けて、かれらも帰ってきてくれたのでしょう。
動き回るかれらの体温の温もりが感じられるようです。

また一方、もうすぐ引っ越す予定の事務所の庭木も
いっせいに芽吹きが始まっております。
日一日と、その膨らみが増してきていて、モノトーンから
カラフルな様相に変化して行こうとしている。
サクラ前線もだいぶ足踏みしていましたが、
ようやく来週初めには津軽海峡を渡ってくるという予報もでていますね。
遅くやってくるけれど、その分、万物の息吹というものも深く感じられる。
たぶんそういった「一体感」は寒冷地ならではのモノなのかも。
人間同士ばかりではなく、こういったイキモノたちの一斉の歓喜の声が
伝わってくるのだろうと思います。

さらに今年は新事務所への移転から、
Replan創刊30周年ということで、さまざまな動きを起こしていきます。
移転も来週25日予定で大車輪進行中。
まことに格別の春がもうすぐ開花になると思います。

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